国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

滅亡へと進むイスラエル・韓国と生き残る日本・台湾

2011年05月05日 | イスラエルと韓国の類似性
日本の電子業界が台湾・米国の企業と組んで韓国企業に対抗しているという記事は非常に重要である。自動車・鉄鋼・造船・半導体・液晶ディスプレイなどの主要産業分野で韓国企業は日本企業と全面的に衝突しており、日本にとっては経済的仮想敵国のナンバーワンになっている。韓国の滅亡が日本にとって経済的に巨大な利益をもたらすのであり、日本において韓国を滅亡させようと言う意志が誘導されることになる。韓国は愚かにもこの自国の置かれた状況に危機感を覚えておらず、日本企業と互角に戦う自国企業の姿に酔いしいれている。建国以来中国の属国としてまともな産業もなかった韓国にとっては自国企業の世界的活躍は画期的なことであり、その裏に潜む危険までは考えが及ばないのだろう。無論日本も韓国に工業製品の材料を輸出することで利益を挙げているのだが、韓国企業の安値攻勢で競合する日本企業が価格低下と市場シェア低下に苦しんでいる状況からは、やはり韓国の滅亡による韓国企業の消滅という手段以外に解決策はないと思われる。 第二次大戦が日本とドイツの軍事力の消滅によって終わったように、現在の日韓経済戦争も韓国の工業力の消滅によって終わることになる。そして、日本と組んだ台湾の企業は生き残ることになる。台湾は国家ブランド向上よりも中国生産の安価な製品のOEMを得意とする点、日本と真正面から対抗せず日本と組むことが多い点で韓国の国家戦略とは対称的である。米国がドル覇権崩壊によって大恐慌に陥る近未来の大混乱の中で、日本及びそれと組んだ台湾が生き残り韓国が滅亡することはもはや明らかになっていると思われる。この現象は恐らく偶然ではなく、日本支配階層が韓国には日本と競合する企業を、台湾には日本と協力する企業を育成したことが原因であると思われる。 . . . 本文を読む
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