2022AE86ドリフトチャンピオンシップ九州四国大会
ドラマの一部始終
準々決勝編
自分で言うのもなんだが
やはり今回の対決で注目されたのが、同じ佐賀県である私とボクタクボ選手との身内対決。
昔を知っている人やここの読者ならばご存じかと思いますが、昔ライバルでした。
今は?ってことになるけど、やはり突き進んできたボクタクボ選手は、全国を狙う選手でもあります。ライバルから追いて行かれちゃった感はあるし、それが悔しいとか思うこともなかったし応援もしていました。
2007年の三井カップ3戦連続決勝が私とボクタクボ氏の対決だった話が今回話題になりました。覚えてくれてた人いたんですね。最後に戦ったのは2010年のME杯の決勝。実は大会ではよく争っていたんです。今回、ボクタクボ選手とは、それ以来の対決となりました。12年ぶりです。
でも私は、ドリフト競技から遠ざかり周りを支えて九州の86仲間がみんなで走れるようにしよう的な方向にチェンジしていきました。九州のレベルがどうのって話じゃなかったんです、サーキットは無くなるは、車はみんな完成しないわで走れる人もどんどん少なくなって楽しみ自体がなくなりそうな雰囲気だったんです。それで手助けできる分は、昔に感謝して恩返しをしようと思い、手助けしてきました。団体ドリフトで盛り上げていたのもその一環になるのです。
そんな中、一昨年あたりから盛り上がっていた、このAE86のドリフト大会、みんな出るから出てみようかな的なノリで参加しました。でもやっぱり大会への取り組み方を見るとボクタクボさんや長崎の平湯さん、黄色シャコタンてっぺい君は佐賀長崎では抜けていたと思います。
今回の大会も私の実力と車の戦闘力からすれば敵わないなという見方は自分としても間違えではないとおもってました。
私には、過去に競技してきた財産が少しと去年の反省点ぐらいで戦う覚悟で挑んでますし、ヤル気はどうなのか問われると返答に困る状態です。コロナ事件から復活しているわけではありません。
それで今回の大会、ベスト8までなんとか勝ち上がり、私はボクタクボ選手と対戦することになりました。
やれるだけのことはやって楽しむ。実力じゃ敵わんのは十分わかっている。
ただ作戦がないわけじゃない。ひっかかればラッキー的な作戦があります。
やれることだけやる。ぜったい勝つぞの気持ちはなかったですね。
ただ相手のボクタクボ選手は心境も違うと思うし、ここで取りこぼすわけにはいかないと気合が入っているのはわかってます。
スタートあとに息つき症状に襲われ、まさかのところで失速からの復活でタイミングがずれたのが神様のイタズラになったのかな。でも走行中は、終始入り込まれたり、離されたりで私の負けは決定したようなものだと思い込んでおりました。
対戦後、勝敗を案内係から聞くのにボクタクボ選手の横に並びました。私は負けを確信してたからです。でもボクタクボ選手には余裕な感じの表情が無い。今思えば大変、失礼なことしたなと。
私が勝利した後は、第一声が「はあ~なんで?????」です。ヨッシャーとか嬉しい感情が一切出てこなかったんです。まったく状況を把握していなかったのです。スポッターも私に伝えきれずにいたと思います。
複雑な気分だったんでしょう。
ボクタクボ選手みたいにたくさんの人から応援される人っていうのは、行動するし、あきらめないし、ヤル気がみなぎっている人です。そういう人は、走りに魅力がでます。もちろん負けると何百倍も悔しい思いをする。
今回の結果は神様のイタズラやお告げだとしか言いようがない。
この対決は私へのメッセージだという捉え方が大きいのかと。
ただですね言えるのは、対戦できたのは正直嬉しかったです。いろんな思いがありました。
次対戦するときは、どんなときだろうと思いました
もしかして次対戦するのは、全国の決勝戦ですか?
私にそう思わせる対戦だっと思っています。
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