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    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

最近数学にハマってます!(数学的変態)

2021-05-07 09:19:54 | ぷ♂の日記
意外に知られておりませんが、
日本という国は古来数学(算術、和算)というジャンルにおいて世界的にもレベルが高く、
特に江戸時代においては、グラフや関数の概念を欠いたまま、
微分・積分の概念にほぼ到達するほどで、
特定分野(「冪級数」、「オイラーのφ関数」「ラプラス展開」など)においては当時の世界をリードしておりました。
また、本来は門外不出の秘伝であった算術でありましたが、
この時代、出版などにより世に広まったため、
当時は娯楽が少なかった人々の娯楽として受け止められることとなり、
身分を問わず多くの人々が楽しみました。、
そして、様々な問題を解いたり、また新たに独自の問題を作り出したりしては、
その問題と答えを神社に絵馬や額などの形で奉納「算額」)したりもするほど。
ですので、当時は教養であり、また娯楽、趣味としての要素も強くあったのですね。

さてさてさて…

先だってこういう事情で40年ぶりに数学の問題に挑んだ私。
その際、頭からすっかり消えていた「解の公式」を調べるためネットで検索して以来、
頻繁に数学に関する動画がおすすめとして挙がってくるのです。

そうなると、つい「解けるかな?」と気になってしまい、
気が付くと紙と鉛筆(ボールペンではない)を手にし…
そこで解ければ早速答え合わせ。
まったくわかなければ動画を再生。
そんな感じで、ほぼクイズ感覚でやっていると、
「あ~、なんか、あったあった、こういうときは…」
と、無くなっていたと思っていたパーツが頭の中でよみがえり組みあがる。

この時のすっきり感と爽快さといったら、生ビールなんか目じゃないキレとコク!
一言でいえば快感!

もうね、脳内麻薬がダラダラ出っ放しですよ♪

もともとクイズ好きな私ですが、
近頃のクイズは、大半が知識量を競う記憶量比べの感があり少しつまらなく思っておりました。
ですが、これは違う。
無論最低限の知識はいるけれど、キモはそれの使い方。
頭のひねり方と発想の仕方。
だからむしろこれこそクイズだなと…

そんなわけで、近頃はこれが無性に楽しくて
ネット上の動画で様々な問題を見つけては、紙と鉛筆片手に遊んでおります。

あ~、なんか江戸時代の人々の気持ちがわかるわ~!

ん?

あれ?

ということは…


ただいま私は江戸人並みに娯楽が少ない?

(=^^=)ゞ

そういうわけで、先ほどは府立高校の問題を解いた後ケンブリッジ大学の問題を解いておりました。
で、こうして遊んでいると気づくのですが、
やはり良いと言われる学校の問題は面白い!
というか、センスが良くて美しい!
それは入試問題に顕著でなんですが、学生時代には全くそういうのに気づかなかった。
いや、気づく余裕がなかった?

ですので、これからしばらく、マイブームが去るまでしばらくこの数学遊びは続きそうです。

「え?数学?そんなん絶対嫌や!」

と、そう思われた方も、だまされたと思ってぜひ一度。
何なら算数からはじめても楽しいので、ぜひ!

**追記**

前述のように江戸時代に娯楽として発達した数学(和算)ですが、
その方向性が、一般的な公式や普遍の定理探求ではなく、
ただひたすら難問、奇問(主に円や球の面積体積)を解くことに特化したため、
「不要の要」とも批判されましたが、
それも和算が「趣味」であったことを考えれば自然な流れで、
当時の人々は、より深くマニアックな趣味の道に突き進んでいたのだといえます。
ただ、このようなこと(趣味)は海外では見られなかったため、
当時の西洋人の間からしたら、信じがたく、かなり不可解なことであったようです。
さすが「OTAKU(オタク)」「HENTAI(ヘンタイ)」を世界共通語にしてしまった現代日本人のご先祖様!
自分の趣味に対しては全く妥協がない!
敬意をこめて、数学的変態と呼ばせていただきたいと思います。


**私のお勧め動画チャンネル**

・数学を数楽に
クイズとして楽しむのに最適で、サクサク遊べます。
解法のテクニックが多彩で結構実用的でもある。

・Stardy -河野玄斗の神授業
とても分かりよいので試験勉強に向いているだけでなく、時折入る深い話は本当の意味での勉強になります。

コメント
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