もふもふランド♪

たくさんのわんこと もふもふしてます。
    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

紙ブログの隔世遺伝

2021-05-20 09:13:33 | ぷ♂の日記
私のガレージは、もともと祖父の家であったものを改造したもの。
前庭をつぶしそこをならしてガレージとして使用しております。
ですので、奥にはまだ昔からの家部分が残っております。
また、私は祖父母に育てられたので、その家部分には思い出がたくさんあるため、
ガレージというよりは、隠れ家のような感じでずっと使っておりました。
ですが、さすがに築85年も過ぎると、あちこち老朽化が目立ち始め、
また、昨今の常識外れの台風や何やらで不安なことも数々。
そこで、今回思い切って改装することし、
それに先立ちただいま絶賛大片づけ中なのであります。

そういうわけで、ため込んだアレコレをせっせと段ボール箱に詰め込み、
その後普段はめったに開けることのない棚をさらっていると、
そこに祖父の遺品がいろいろ。
写真が趣味だったので、カメラ関係のものが多かったのですが、
併せて短歌や書も趣味であったから、そういうものもいろいろ。
で、明治生まれであったゆえ非常に几帳面であったから、
そのどれもがきちんと整理され、非常に見やすい。
そんな中、丁寧に装丁され「カメラ紀行」と題されたがあったので、
気になり、作業の手を止め開いてみると…

ほ~、ほうぼう…

まあ簡単に言うと日記代わりのノートであったのですが、
内容がほかの日記とは少し違う。
というのも、祖父は趣味と言えるほどに日記好きで、
たくさんの日記帳が残っておるのですが、多くくは日々の出来事を手短に記したもの。
だから、客観的事実が述べられているだけのものがほとんどなのですが、
このノートでは、日々の様子がその時々の思いとともに細かに書かれ、
また日によっては、詩や短歌も。
そして、なにより各ページにはきちんと関連する写真が貼り付けてある。

DSCN4671.jpg

これって、つまりはブログじゃない!

そう、私の生まれる前から祖父は、紙ブログをはじめていたのです。
それも、1962年(昭和37年)から1976年(昭和51年)までの間、みっちりと。

とはいえ、今のブログのように、こうして不特定多数の読者を想定したものであるはずもなく、
おそらくは、祖父自身の楽しみのために作ったものではあるでしょうが、
私の様な肉親が今こうして読むと、それはそれで非常に面白く興味深い。

そんなわけで、しばし作業が止まり読み入ってしまったので、
ただいまノートは手元に持ってきて、時間のあるときに目を通しておるのです。

へ~、そうか~!
私が子どもの頃にいたマキはもともと野良犬で、
当時飼っていたスピッツの「ジョニー」のご飯を食べにきていついたのか…
(ということは、この時代で多頭飼いじゃん!)

等と、全く知らなかった事実が知れて嬉しい!嬉しい!

で、何気に今当時の祖父の年齢を計算してみたら、
それがちょうど今の私の年齢と同じ。

う~ん、やっぱ、今の私のこれは祖父の遺伝ですね。
父親にはそういうところが全くないところを見ると、
これがいわゆる隔世遺伝。

そういや、小さいときから見た目も祖父によく似ていると言われたから、
私もああいうおじいちゃんになるんかな?

いや、でも祖父は本当に几帳面で、何事もキッチリ整理せねば気が済まなかったから、
そこはさすがにまねできない!

でも、できる限りは頑張ろうと、
今日もガレージの片付けをしながら、整理整頓を目指す私なのでありました。


というわけで、

DSCN4675.jpg
お兄ちゃん犬 のジョニー君(と祖母)

DSCN4672.jpg
妹分のマキちゃん


DSCN4679.jpg
チョイとお茶目なおじいちゃん


そして、

DSCN4680_20210519154436179.jpg
昔も今も愛くるしい私

なのでありました!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする