
『異邦人(いりびと)』原田マハ/PHP文芸文庫(2018/3)
たかむら画廊の青年専務・篁一輝と結婚した有吉美術館の副館長・菜穂は、出産を控えて東京を離れ、京都に長期逗留していた。
妊婦としての生活に鬱々とする菜穂だったが、気分転換に出かけた老舗の画廊で、一毎の絵に心を奪われる。
画廊の奥で、強い磁力を放つその絵を描いたのは、まだ無名の若き女性画家。
深く、冷たい瞳を持つ彼女は、声を失くしていた―。
京都の移ろう四季を背景に描かれる、若き画家の才能をめぐる人々の「業」。
『楽園のカンヴァス』の著者、新境地の衝撃作。~BOOKデーターベースより

『きものが着たい』群ようこ/角川書店(2020/6)
きものに関心を抱いたとき、誰もがぶつかる悩みの数々。
きものを日常着として着こなす著者が「その人なりに着ればいい」と
背中を押してくれる、一歩踏み出すための応援エッセイ。~BOOKデーターベースより

『あきない世傳金と銀(7) 碧流篇』高田郁/時代小説文庫(2019/8)
待ってました!第7巻。
既に新刊は9巻まで出ているので、順番が来るのが待ち遠しい。

『女だてら』諸田玲子/角川書店(2020/7)
才色兼備にして、豪放磊落。
若き侍の姿で命がけの任務に挑む女がいた。
亡き父と、病身の兄から託された密命のため、女は”男”になった。
江戸後期の漢詩人・原采蘋の謎に満ちた数奇な半生を描く、圧巻の歴史ミステリー~帯より
面白かったです!
みちに石上久左衛門に、実在の人物なのですね。
こんな豪快な女性がいただなんて。
一気に読んでしまいました。