プカプカプク日記 ~Life is Trip~

週末の食べ歩きや国内・海外旅行記など
お出かけ日記を中心に気ままにお届けいたします 
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父、芹沢光治良、その愛

2022-06-14 | プクニの本棚
『父、芹沢光治良、その愛』野沢朝子/明窓出版(2020/3)

文豪・芹沢光治良の遺伝子を受け継いだ実娘が綴る、
父との愛あふれる暮らし。
戦時中~戦後の困難な状況下にあるながらも、
温かく慈しみ深い毎日が心を込めて描かれる。
巨星・芹沢の貴重な記録。~紹介文より


『山荘』と『導かれるままに』の2冊を一冊に纏めて出版されたことにより
新聞広告に載って知り図書館予約で読みました。

懐かしい芹沢光治良先生。
芹沢光治良と言えば大作『人間の運命』を読まれた方も多いと思います。
私が持っている本は『神』シリーズ。
本棚を見ると、6冊並んでました。



そして、その横にあるのが、
伊藤青年こと、現在大徳寺昭輝氏の『幸長』。

 

芹沢光治良先生の『神』シリーズを読んで感銘し、
伊藤青年の開く湯河原の天命庵へ会いに行ったり、
奈良であったコンサートに行ったりしていたのが
今から約25年程前の話し。

どうして自分が離れたのかも忘れてましたが、
この本を読んで思い出したりしました。
存命のおやさまは初期のみ本物だったのですね。

天理教には興味はありませんが、
天理教の教祖中山みきや
二代目教祖と言われた播州の親さま(井出クニ)は本物だろうな。。。と思っています。

芹沢光治良先生は天理教に翻弄された人生を歩まれた訳ですが、
終生天理教徒になることは無く、
最期には、無宗教で葬儀をと言い残して、
無宗教によって天に還られた。
一つの宗教を選択するのではなく、
偉大なる何か。。。サムシング・グレートを信じて。

信仰は人間の心のやすらぎであったり
救いであったりしますが、
営業目的で金品を集めたりした時点で宗教組織となってしまい
本物かどうかが問われます。
イスラム教、キリスト教、ヒンズー教、仏教と色々な宗教がありますが、
どの宗教も愛・平和・調和を大切にしているはずなのに、
痛ましい争いが起こる事は嘆かわしい。

偉大なる何か、サムシング・グレートは人間の中にこそある。
人が神である。
一人ひとりの心(魂)に神の存在を信じて、
神を知り、
自分を信じて生きること。
だそうです。


持ってる『神』シリーズを久しぶりに読み返してみようかな。。






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