『わたしを支えるもの すーちゃんの人生』益田ミリ/幻冬舎(2019/8)
すーちゃんシリーズ。
人気だったのか、
図書館で予約して回ってくるのに1年もかかりましたよ!
40才になったすーちゃん。
今回は「40代」や「介護」がテーマでした。
いつの間にか年を重ねていく姿が自分に重なります。
今後のすーちゃんも見守りたい。
『砂漠』伊坂幸太郎/実業之日本社(2005/12)↑文庫の写真
入学、一人暮らし、新しい友人、麻雀、合コン・・・。
学生生活を楽しむ五人の大学生が、
社会という”砂漠”に囲まれてた”オアシス”で
超能力に遭遇し、不穏な犯罪者に翻弄され、
まばたきをする間に過ぎてゆく日々を送っていく。~帯より
伊坂幸太郎さんの本は映画化されてないのですねえ、面白いのに。
もしかして映画化されたのか?とググっていたら、
読者の皆さんが勝手に配役も考えられていて、
よく私も妄想しながら読みますが・笑
その中で、ピッタリだったのが、鳥俯瞰の北村は向井理。
それと西嶋=カンニング竹山案が頭から離れずに困った・笑
二人共20才以上若ければのお話しですが。
『さわらびの譜』葉室麟/角川文庫(2015/12)
扇野藩重臣有川家の長女・伊也は、藩随一の弓上手、
樋口清四郎と渡り合うほどの腕前。
競い合ううち清四郎に惹かれていく伊也だったが、
妹の初音に清四郎との縁談が。
伊也とのあらぬ噂により藩主の不興を買った清四郎の汚名をそそぐため、
伊也は清四郎とたちあうことにー。
有川家に身を寄せる謎の武士の正体とは。
姉妹の揺れる想いの行方は。
くすぶる藩の派閥抗争が彼女らを巻き込む。
高潔な志が清々しい感動を呼ぶ時代長編!~裏表紙より
葉室麟さんの本も、これで4冊目。
扇野藩シリーズの2冊目です。
清々しい文体で一気に読めました。
ハッピーエンドで読後感もサッパリいい気分です。
『住み直す』井上由季子他/文藝春秋(2012/2)
約80m2の高層マンションから、約35m2の二間暮らしへ。
大切なのは思いきった決断と小さな工夫。
「住み直す」=暮らしと生き方の整理整頓によってこんなにも生活しやすく、
心豊かな日々が始まる。~内容説明より
50代の夫婦と80代の義母の3人の住み直しのお話しです。
副題に、~ものと心の整理整頓、この先に向かうために~とつけられています。
他人の住み直しも参考になりますね。
捨てることよりも、
大事なものを選んで残してみる。
必要最小限を考える内に、
自分の価値観が改めて見えてくる。
って言葉に、ハッ‼
捨てる事ばかりに気が入ってましたが、
残す物をより見つめると、どう生きたいか見えてきそうですね。
小さなおうちでゆたかな暮らし~が年を取れば理想です。
本日は成人の日でしたね。(今年は1/11)
コロナ禍でたいへんな時期ではありますが、
新成人になられた方々の御多幸を心よりお祈り致します