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『ナミヤ雑貨店の奇跡』東野圭吾/角川文庫(2014/11)
あらゆる悩み相談に乗る不思議な雑貨店。
そこに集う、人生最大の岐路に立った人たち。
過去と現在を超えて温かな手紙交換がはじまる……
張り巡らされた伏線が奇跡のように繋がり合う、
心ふるわす物語。~あらすじより
あれ?なぜか知ってる?と思ったら
そう、先に映画をTVで見てましたね・笑
あぁこの話かぁ~て。。。でも最後はどうなるか忘れてるし。
読後感はあたたかい気持ちになれる本でした。
少しファンタジーのようなお話で他の本とは異質かも
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『志麻さんの台所ルール』タサン志麻/河出書房新社(2020/11)
う~ん、これは料理初心者向けの本でした。
ガッカリで、図書館で借りて良かった本でした。
それよりも志麻さんのレシピ本をどれか買おうかな。
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『ふるさと銀河線 軌道春秋』高田郁/双葉文庫(2013/11)
みおつくしシリーズや銀二貫等のファンの高田郁さん。
そんな高田さんの、初めて現代の家族を舞台にした短編集、
鉄道を絡めた全9話。
どれもしんみりと涙がにじんだり、応援したくなるようなお話し。
私は表題作の「ふるさと銀河線」が良かったかな~。
大阪のT駅が舞台の「ムシヤシナイ」もじわっときた話しでした。
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『一度キリの大泉の話』萩尾望都/河出書房新社(2021/4)
やっと待ちに待った本が回ってきました。
年末にも拘わらず、2日で読了!
萩尾望都先生の苦しかった胸の内がわかりましたね。
もう大泉の話しはそっとしておいて欲しいと思いました。
『少年の名はジルベール』を書いた竹宮恵子先生の真意は分かりませんが
懺悔だったのでしょうか?
50年も経ったしと。。。
でも一方的に切られた萩尾望都先生は50年経ってもその傷は癒えていない。
ずっと封印して忘れようと努めてきたのですから。
20代の女子、それも強烈な個性を持った二人の天才が
2年も同じ屋根の下で暮らすのは難しいことだったのでしょう。
読者としては、二人の話しを双方から聞けて良かったです。
個性も全く違う先生二人をどちらがどうとは一読者としては言えませんが、
きっと、萩尾望都先生が繊細過ぎたのか。。。
生きるのに不器用で繊細だからこそ、少女マンガの神様なのだと思います。
どうか萩尾望都先生も執筆したことによって、少しは心が軽くなられますように。
もうそっとしておきましょうよ。
関係ないけど、『トーマの心臓』をもう一度読みたいな。
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