ぺるけ式ヘッドホンアンプの定電流回路の改良で、なかなか良い結果が出てきたので
別の同ヘッドホンアンプも、少しずつ違った方法を試してみることにしました。
これは、定電流回路に電解コンデンサのみを追加してみました。
トランジスタは2SC1815のままです。
回路的にはこうなりました。
左端がオリジナルで、右2つが、今回と前回の改造点となりました。
4日ほどエージングさせてみたのですが、微妙な違いが生じていました。
これが電解コンデンサのせいなのか、定電流ダイオードの有無なのか判断がつきかねるのですが、
電解コンデンサ+定電流ダイオード>電解コンデンサのみ>オリジナル
この順序で、中域から高域の伸びを感じるようになりました。
これらの変更で、かなり印象が変わるので、ヘッドホン、イヤホンに合わせた物をそれぞれ
作る必要性を感じました。
次の変更としては、定電流ダイオードをJ-FETのみ使った定電流回路に変更すると
はたしてどうなるのでしょうか。
手持ちに2SK30,2SK19,2SK170とあるので、測定しなおして付けかえてみることにします。