古いのを眺めていましたが、いつもの癖であけてみることにしました。
もっとも、製造されたのは80年代の無線機なので、電解コンデンサなどが終わっている可能性が
大きいため、動作不良はしかたなしという事ですが、やはり気になってしまうものです。
何か気になって電池ボックスを外してみると、配線が1本残っていました。
ああ、これトラウマになったやつです。新品同様ながら中古で買ったので、中が
オリジナルなのかどうかさえ当時は分かりませんでした。
そして、緑の線が1本。
しかし最近ではネットに様々な物をアップしていただける方がいらっしゃるので
恩恵をこうむる事にさせていただくことにして、取り扱い説明書のPDFを拾うことが
できました。
どれどれと眺めてみましたが、この密度、大変な事となっています。
回路図と基板をにらめっこしながら、別基板があることに気づきました。
どうもこれはオプションパーツらしく、「NB」って何だろうということとなりました。
NB,NB,ノイズ? ノイズブランカの略のようでした。
回路図をたどっていくと何故か番号のない端子がありました。
赤い丸の所がどうも怪しいようです。
基板表をみると、なるほどC1という7PFのセラミックコンデンサがいます。
裏は、と見ると
こりゃ怪しい。そして、ハンダコテを当ててみると、配線クズが出てきました。
どうも、ここが該当する箇所のようですが、さてこれをどう取り回すか。
電池BOXの裏は鉄板となっていますが1個穴が開いています。
ここから覗くと、上の基板の先ほどの箇所となるようですが、鉄板のエッジがかなり尖っているのも
あってわざと上側からぐるっと回すことにしました。
画面下の金色のはバリコン用のシールド板?なので、多少影響がでそうですが、
そもそも動作するかも怪しいので、とりあえず配線が繋がったという事で、終わらせる事に
しました。
やれやれ、長年(といっても忘れていましたが)の問題が解決しました。