まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

次なるヘッドホンアンプ 141

2014年05月24日 | Weblog

 

 バスブーストを組み込んだはずの0db HyCAAですが、うっかりが重なっています。

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こちらも回路図を修正させていただきました。

でも、まだ間違っているかも・・・・・

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 オペアンプ(U1)は、単電源で動作しているのですが、5ピン(+入力端子)には

カソードからの電圧(電源電圧の半分以下)が掛かるので、仮想グランドをもうけなくても

動作するのをすっかり忘れていました。

 しかし、この電圧が微妙で、真空管によって4.8Vだったり5.1Vだったりとまちまちなのが

若干の問題ですが、オペアンプはそれほど大きな問題は発生していませんでした。

 

ただ、バスブースト回路を組み込むと仕上がりゲインが変化するため、どうしても

オペアンプ(-入力側)と仮想グランド間に抵抗を入れる必要がでてきたため

大変な作業となりました。

 

 中は以前より酷くなってしまいました。

そして、仮想グランド回路のため、右上付近には電解コンデンサまで追加する事に

なってしまいました。

幸いな事に、自作したケースの真空管の後ろ側に立っている屏風?の裏側には

けっこうな隙間があるので、上方向であれば十分余裕があるので、ここに設置してみる事に

しました。

 

 でも、まだひっかかっています。なにかが。

音を出してみました。電解コンデンサが起きていないという事もあって酷い音ですが、

どうも高域でえらく歪みます。ああ、やはり。

 

  先のハイボルテージ版 +HV 0dbHyCAAでは、カソードとオペアンプの間に

コンデンサを入れているため、オリジナルのようにカソードの電圧に左右されないようです。

 

これであれば、レギュレータで電圧可変可能な仮想グランド(若干、意味不明ですが)にしなくても

固定抵抗でも、オペアンプにとってはレールtoレールで電圧が中位点にあるので好都合です。

しかしながら、ただでさえ狭い所に、基板に穴を開けてコンデンサを追加するのも考えものですので、

低ノイズの、このレギュレータ基板を使って見る事にします。

 

何だか大変な事となってきました。(いつものことと言ってしまえばそれまでですが)

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話が前後して申し訳ないですが、この時点でアンプが発振している事が分かりました。

オペアンプの電源ラインに直接パスコンが入っていませんので、基板裏側(8ピン-4ピン間)に

0.1μFのコンデンサを付けたところ、チーっという音が消えました。

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コメント
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