計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

選挙シーズン始まりましたね。

2007年04月10日 | 何気ない?日常
 先の東京都知事選挙には13名が立候補したとか。その職業も様々ですが・・・大学教授、作家、建築家、タレント、国際創造学者、タクシー運転手、風水研究家、易学者、ストリートミュージシャン、勝訴証拠評論家、ディレッタント・・・なんだか聞きなれない職業もありますが、日本の首都だけあっていろいろな人がいるものですね。

 私がかつて東京にいた頃の参議院選挙では、現職の?「ネ申」様が立候補されていました。選挙ポスターや選挙公報を見て唯々・・・唖然。

 今回の都知事選挙の政見放送でも過激な演説が飛び出したようで・・・「もはや政府転覆しかなぁぁぁぁいっ!!」で、ラストは中指を突き立てて「どうせ選挙じゃ何も変わらないんだよぉぉっ!!」・・・私も「ようつべ」で見ましたが、しばし呆然・・・。余りの衝撃にひっくり返りました。おいおい、選挙でこんな言動しても良いのか~?・・・とにかく、その大胆さと勇気には脱帽。で、1万5千票余を獲得できたわけですから・・・凄い。

 ところで、現在の公職選挙法ではネットでの選挙運動って制限されているんですよね。私としては今後はネットでの選挙運動もできるようにして欲しいですね。政治理念や政策を自分のブログやホームページ、自身のメールマガジンを通じて訴えることはできるようにして欲しい。その一方で、騒音以外の何物でもない選挙カーの拡声器での無意味な名前の連呼は止めて欲しい。「○○△△!、○○△△を宜しくお願いします!」「ありがとうございます!ありがとうございます!」私が学生時代の頃、授業中にこの無意味な名前の連呼の嵐がうるさかった・・・。「うるせー!このやろー!!」と叫んでやりたかった。

 別に名前だけを名乗られても、手を振ってもらっても、で、あなたの理念って何?ビジョンって何?ってものは全然見えてこない。要するに騒音をばら撒くだけ。「引っ越~し!引っ越~し!さっさと引っ越~し!」のおばさんじゃないんだから・・・。

 現在はインターネットも普及しているわけですから、選挙運動のあり方も見直しても良いんじゃないかな・・・そんな事を考えていました。

 さて、立候補するとなると供託金の金額が気になりますね。都道府県知事は確か300万円だったはず。ちなみに、指定都市以外の市議会議員30万円、指定都市のの市議会議員50万円、指定都市以外の市町村長が100万円、指定都市の市町村長が240万円、都道府県議会議員が50万円、さらに国会議員の小選挙区での出馬で300万円、比例代表だと600万円・・・。町村議会議員の場合は供託金はなし。ある程度の得票数が無ければ供託金は没収されてしまいます。
コメント
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