新年、明けましておめでとうございます。
私も新潟の地に移ってから早くも、三度目の冬を迎えました。当地も漸く、冬らしくなって来ました。旧年を振り返ってみますと、私の場合は比較的静かに、いや地味に時が過ぎて行ったように感じております。それだけに、本年はそろそろ新たな飛躍の年にしたいと思っている所です。
新たな年を迎えて心機一転した所で恐縮ですが、振り返ってみると2007年は皆様にとってどのような一年でしたでしょうか?
国内の情勢に目を向けてみると、能登半島沖地震や新潟県中越沖地震が発生し、自然の脅威を感じる共に防災のあり方についても色々と考えさせられました。さらには夏の猛暑で最高気温の記録が更新されるに至りました。また、消えた年金問題や食品偽装が相次いで発覚しました。社会が、環境が、何もかもが、何かがおかしい、何かが変だ。そんな思いを抱いた年でありました。更には2007年を表す漢字は「偽」。色々なものに対する信頼が崩壊した年でもありました。
思い返すだけでも暗い話題になってしまいますが、古の先哲は「災い転じて福となす」と言う言葉を残して下さいました。災い転じて福となす、さらには飛躍となるような1年にしたいものです。
私自身の2007年を振り返ってみると、約10年に渡って続けてきました、故郷である山形県置賜地方の局地気象シミュレーション研究に対し、日本気象予報士会より表彰を賜わりましたのを始め、積年の研究課題が次々と解決に向けての活路を見出す事ができ、現在も精力的に研究を進行しております。
局地気象の解析手法に関する研究という点では着実に技術の成熟を図る事が出来ましたが、研究や勉強だけで終わってしまったという感がしないでもない、というのが正直な所です。ただ、研究して論文にまとめて終わるだけではなくその知見なり成果が、気象に関する様々な問題の解決に活かされてはじめて、その研究が意味を持つようになるのです。
そのためにはまず、研究の内容なり成果・知見それ自体がきちんと固まっていなければなりません。従って、論文や発表の形に纏める事も大切です。今後も論文の執筆や投稿も目指していきますが、さらには実用化に向けた研究活動にも進んで行きたいと考えています。2008年の大きな目標の一つは、これまでも言及しております「学会進出」です。昨年、晴れて(社)日本気象学会に入会しました。記念すべきデビュー戦をどこで飾るか、そろそろ決めなくてはなりません。
学会を通じて最先端の技術情報に触れる一方で、どのような産業や現場で、どのような気象情報が必要とされているのか、または役立てる事ができるのかについても自らの視線を向けて行きたいと考えています。内に篭もって研究に没頭するのみならず、色々な現場を見ることが出来ればと考えております。
計算気象予報士としての人生を歩み始めて3年弱が過ぎ去り、これまでの経験で得たものも多かった一方で、失ったものも少なくはありませんでした。しかし、私はこの人生に後悔はありません。そもそも、後悔しているような心の余裕もありません。勉強すべき事、解決すべき課題が山積しています。科学技術は日進月歩です。そして、最先端の知識にキャッチアップしていくためには、常日頃からの勉強が欠かせません。そういえば、受験生にとっては、まさに追い込みの時期ですね。
さて、新しい1年が始りました。災い転じて飛躍となるような発展の一年となりますよう心より祈念しております。今年は私もさらにパワーアップしていきたいと、思いを新たにしております。本年は昨年以上に過激に書きまくって行きたいと思いますので、お付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。
私も新潟の地に移ってから早くも、三度目の冬を迎えました。当地も漸く、冬らしくなって来ました。旧年を振り返ってみますと、私の場合は比較的静かに、いや地味に時が過ぎて行ったように感じております。それだけに、本年はそろそろ新たな飛躍の年にしたいと思っている所です。
新たな年を迎えて心機一転した所で恐縮ですが、振り返ってみると2007年は皆様にとってどのような一年でしたでしょうか?
国内の情勢に目を向けてみると、能登半島沖地震や新潟県中越沖地震が発生し、自然の脅威を感じる共に防災のあり方についても色々と考えさせられました。さらには夏の猛暑で最高気温の記録が更新されるに至りました。また、消えた年金問題や食品偽装が相次いで発覚しました。社会が、環境が、何もかもが、何かがおかしい、何かが変だ。そんな思いを抱いた年でありました。更には2007年を表す漢字は「偽」。色々なものに対する信頼が崩壊した年でもありました。
思い返すだけでも暗い話題になってしまいますが、古の先哲は「災い転じて福となす」と言う言葉を残して下さいました。災い転じて福となす、さらには飛躍となるような1年にしたいものです。
私自身の2007年を振り返ってみると、約10年に渡って続けてきました、故郷である山形県置賜地方の局地気象シミュレーション研究に対し、日本気象予報士会より表彰を賜わりましたのを始め、積年の研究課題が次々と解決に向けての活路を見出す事ができ、現在も精力的に研究を進行しております。
局地気象の解析手法に関する研究という点では着実に技術の成熟を図る事が出来ましたが、研究や勉強だけで終わってしまったという感がしないでもない、というのが正直な所です。ただ、研究して論文にまとめて終わるだけではなくその知見なり成果が、気象に関する様々な問題の解決に活かされてはじめて、その研究が意味を持つようになるのです。
そのためにはまず、研究の内容なり成果・知見それ自体がきちんと固まっていなければなりません。従って、論文や発表の形に纏める事も大切です。今後も論文の執筆や投稿も目指していきますが、さらには実用化に向けた研究活動にも進んで行きたいと考えています。2008年の大きな目標の一つは、これまでも言及しております「学会進出」です。昨年、晴れて(社)日本気象学会に入会しました。記念すべきデビュー戦をどこで飾るか、そろそろ決めなくてはなりません。
学会を通じて最先端の技術情報に触れる一方で、どのような産業や現場で、どのような気象情報が必要とされているのか、または役立てる事ができるのかについても自らの視線を向けて行きたいと考えています。内に篭もって研究に没頭するのみならず、色々な現場を見ることが出来ればと考えております。
計算気象予報士としての人生を歩み始めて3年弱が過ぎ去り、これまでの経験で得たものも多かった一方で、失ったものも少なくはありませんでした。しかし、私はこの人生に後悔はありません。そもそも、後悔しているような心の余裕もありません。勉強すべき事、解決すべき課題が山積しています。科学技術は日進月歩です。そして、最先端の知識にキャッチアップしていくためには、常日頃からの勉強が欠かせません。そういえば、受験生にとっては、まさに追い込みの時期ですね。
さて、新しい1年が始りました。災い転じて飛躍となるような発展の一年となりますよう心より祈念しております。今年は私もさらにパワーアップしていきたいと、思いを新たにしております。本年は昨年以上に過激に書きまくって行きたいと思いますので、お付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。