こうしてブログを書いている間も、このPCは大規模な乱流数値シミュレーションの計算を行っております。この計算は24時間を越えるかもしれません。
年度を跨ぐこの次期は、所属しているメーイングリスト上でも人事異動の御報告をお見かけする昨今・・・そういえば私も2月末で人事異動して・・・あ、そういえば、3月の下旬に2月までお世話になっていた研究室の送別会があるとの事で、私もお声掛けを頂き、参加して来ました。当日は大学も卒業式で、その夜に研究室でも送別会でした。
昨日、2009年度がその幕を開けました。皆さんはどんなスタートを迎えたのでしょうか?勤務当時は研究に追われていた?若い学生さん達も、今では社会人としての新たなスタートを迎えました。今週一杯が特に緊張のピークかもしれませんね。
送別会の折、M1の学生さんから卒業生に贈る言葉の挨拶がありました。「研究室の先生方はとても優しかったのですが、これから社会に出ると回りの先輩や上司はとても厳しいですから、しっかり頑張って下さい」と言う内容で、これを聞いて不覚にも「ブッ!」っと噴出し、必死で笑いを噛み殺していました。実は、あの場で民間企業の世界を経験しているのが私だけだったのです。学生さんが余りにも尤もらしく語るので、思わず感心してしまいました。もし、同じ内容の事を私が言ってしまったら、返って余計に不安を煽りかねないですからね・・・。何はともあれ、社会に出れば、一人一人がもう「プロ」なのです。
NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」と言う番組があります。毎回その道のプロフェッショナルがゲストとして登場し、その仕事の様子やエピソードがドキュメンタリーとして紹介され、またキャスターとの対談を通じて、仕事への思いやフィロソフィーについてを語ります。最後に「プロフェッショナルとは?」と言う問いかけがなされ、自分にとっての「プロフェッショナル」像を自分の言葉で語り、番組が締めくくられます。最近はオンタイムで見る事もなかなか出来ませんが、私も常に自問しています・・・プロフェッショナルとは?何十年後になるかわかりませんが、私がこのような番組に出る事があったら・・・その時、何と答えるのだろうか・・・
さて、私もこれまで何人もの主君(上司)に仕えてきましたし、色々な主君から色々な事を学びました。細かい事項は、現場を離れれば忘れてしまう事もあるのですが、基本的な事、汎用性のある教えと言うものは、何時までも自分の支えとなるものです。特に私が意識しているのは「こまめにドキュメントにおこす、こまめにドキュメントをアップデートする」と言う事です。日頃から資料を電子ファイルまとめておけば、必要な時にこれらをガッとつなぎ合せて報告書が出来上がるのです。
研究や業務の合間に資料を纏め、または前の資料に最新の情報を反映させるプロセスを通じて、資料そのものを磨き上げていく事もまた大切です。この一連の作業を通じて、自分の業務を振り返り、また頭の整理をする事も出来ます。また、洗練された文章や表現はそのまま他の資料に使いまわす事もできます。
実際の業務では、プロジェクト間での人員の異動は珍しくありません。その際も、資料がしっかりしていれば、業務の引継ぎ・移管もスムーズに進みます。
大学に研究員として勤務していた当時も、日頃からこまめに資料をまとめて先生にメール添付していましたので、あらためて最終報告書を書くと言っても、最新の成果を反映させるだけで済みました。それはそれで大変ですが、この上にさらに研究手法や基礎理論、解析モデルの検討やら・・・そんな資料の執筆まで加わったら、正直大変です・・・。このような部分については、予め日頃から研究の一環として書き起こしていたのでそれらをアップデートして仕上げるだけで済みました。打合せの予定もいつ入るか判らない状況でもあったので、いつでも対応できるように用意しておく必要があったのです。要は常日頃から「最終報告書」を意識して、研究を進めながら同時平行で資料をまとめていたのです。普段からのちょっとした心がけが、プロジェクトを成功に導いたのです。
気象解析の業務の際は、資料と言うよりも様々な情報を知見をノートに整理しています。今ではこのノートも結構な数になってきました・・・。
年度を跨ぐこの次期は、所属しているメーイングリスト上でも人事異動の御報告をお見かけする昨今・・・そういえば私も2月末で人事異動して・・・あ、そういえば、3月の下旬に2月までお世話になっていた研究室の送別会があるとの事で、私もお声掛けを頂き、参加して来ました。当日は大学も卒業式で、その夜に研究室でも送別会でした。
昨日、2009年度がその幕を開けました。皆さんはどんなスタートを迎えたのでしょうか?勤務当時は研究に追われていた?若い学生さん達も、今では社会人としての新たなスタートを迎えました。今週一杯が特に緊張のピークかもしれませんね。
送別会の折、M1の学生さんから卒業生に贈る言葉の挨拶がありました。「研究室の先生方はとても優しかったのですが、これから社会に出ると回りの先輩や上司はとても厳しいですから、しっかり頑張って下さい」と言う内容で、これを聞いて不覚にも「ブッ!」っと噴出し、必死で笑いを噛み殺していました。実は、あの場で民間企業の世界を経験しているのが私だけだったのです。学生さんが余りにも尤もらしく語るので、思わず感心してしまいました。もし、同じ内容の事を私が言ってしまったら、返って余計に不安を煽りかねないですからね・・・。何はともあれ、社会に出れば、一人一人がもう「プロ」なのです。
NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」と言う番組があります。毎回その道のプロフェッショナルがゲストとして登場し、その仕事の様子やエピソードがドキュメンタリーとして紹介され、またキャスターとの対談を通じて、仕事への思いやフィロソフィーについてを語ります。最後に「プロフェッショナルとは?」と言う問いかけがなされ、自分にとっての「プロフェッショナル」像を自分の言葉で語り、番組が締めくくられます。最近はオンタイムで見る事もなかなか出来ませんが、私も常に自問しています・・・プロフェッショナルとは?何十年後になるかわかりませんが、私がこのような番組に出る事があったら・・・その時、何と答えるのだろうか・・・
さて、私もこれまで何人もの主君(上司)に仕えてきましたし、色々な主君から色々な事を学びました。細かい事項は、現場を離れれば忘れてしまう事もあるのですが、基本的な事、汎用性のある教えと言うものは、何時までも自分の支えとなるものです。特に私が意識しているのは「こまめにドキュメントにおこす、こまめにドキュメントをアップデートする」と言う事です。日頃から資料を電子ファイルまとめておけば、必要な時にこれらをガッとつなぎ合せて報告書が出来上がるのです。
研究や業務の合間に資料を纏め、または前の資料に最新の情報を反映させるプロセスを通じて、資料そのものを磨き上げていく事もまた大切です。この一連の作業を通じて、自分の業務を振り返り、また頭の整理をする事も出来ます。また、洗練された文章や表現はそのまま他の資料に使いまわす事もできます。
実際の業務では、プロジェクト間での人員の異動は珍しくありません。その際も、資料がしっかりしていれば、業務の引継ぎ・移管もスムーズに進みます。
大学に研究員として勤務していた当時も、日頃からこまめに資料をまとめて先生にメール添付していましたので、あらためて最終報告書を書くと言っても、最新の成果を反映させるだけで済みました。それはそれで大変ですが、この上にさらに研究手法や基礎理論、解析モデルの検討やら・・・そんな資料の執筆まで加わったら、正直大変です・・・。このような部分については、予め日頃から研究の一環として書き起こしていたのでそれらをアップデートして仕上げるだけで済みました。打合せの予定もいつ入るか判らない状況でもあったので、いつでも対応できるように用意しておく必要があったのです。要は常日頃から「最終報告書」を意識して、研究を進めながら同時平行で資料をまとめていたのです。普段からのちょっとした心がけが、プロジェクトを成功に導いたのです。
気象解析の業務の際は、資料と言うよりも様々な情報を知見をノートに整理しています。今ではこのノートも結構な数になってきました・・・。