計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

新潟県内は厳しい残暑

2019年08月14日 | 気象情報の現場から
 新潟県内で11時に観測された気温の補正値(※)を基に等値線を描いてみました。等値線は1℃間隔で、太線は35℃を表しています。
※気象官署・アメダスの気温観測値に気温減率Γ=0.65℃/100mで標高補正を加えた値


 この図を見ての通り、平野部を中心に広い範囲で35℃以上の猛暑となっています。さらに、上越高田付近では39℃(現地では38.5℃を観測)となっています。ちなみに、12時54分に高田で最高気温「40.3℃」を観測したようです。

 台風10号が西日本に接近しているのに伴い、北陸地方に向かっては南東よりの風が山を乗り越えて流れ込んでいます。いわゆるフェーン(風炎)現象です。
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