◎黄昏の感じ
(2012-02-28)
また3月がやってくる。私は予知能力も霊能力もないので、この世の終わりをありありとビジョンで見るなんてことはできない。でも覚醒した人がちょっと将来を覗くことがあって、そのあまりの悲惨さに驚くなんてことはあるらしい。
しかし、そんな特殊能力がなくてもこの世の立替について、過去予言者によって語られた断片をつなぎ合わせれば、どうなるかということは大体想像がつくのではないか。
曰く、日本の立替は、始まったら半年で終了。
曰く、立替の始まりは、3、4月または8、9月。
曰く、生存確率は、2%切るかもしれない。
曰く、立替立直しの後は、現代文明の利器はほとんど残らない。(そうでないと新文明なんてのはないってのは理屈に合う)
曰く、火の雨が降る。
曰く、東洋は火で滅び、西洋は水で滅ぶ
曰く、こうした天変地異の前にさる勢力が世界を統一する。
曰く、立替立直しは日本が先行する。
意外にも立替シリーズのプロローグは大地震と大津波で始まったが、1年たってもそれぞれの生き方を改めること、悟りに向かって冥想しようなどという動きが主流にはなっていない。
逆にまた大地震大津波がくるかもしれないので、非常食、非常用品、避難場所、避難経路など非常時のサバイバル対策に余念がない。その生き方を変えていないので、またディザスターは起きるから、その対症療法をということが主流である。
天変地異の発生は、地球物理の確率の問題ではなく、その時の民心の動向による。地獄的な想念の人が大半であれば、いつかその地獄がこの世に現出するのを天変地異と言う。そうした心の病原を断たなければ、日本は、改心、悔悟しきるまで、何度もそうした天変地異に襲われるだろう。
病原を断つとは、日々悟りに向かって坐ることである。
人はこうしたものをネガティブ予言というけれど、ネガティブな将来が来るような現在の生き方をしているのは誰か他の人なのだろうか。ネガティブ予言は下層霊界=地獄をビジョンで見た人が、ネガティブ予言だという説もあるにしろ。
しかし、功利、自分のメリット、金、生活レベルを落とさないことばかり重要と考えて毎日生活していけば、自分の身を捨てて他人に尽くすなんて発想は出てくるはずもなく、こうして不毛な地獄的想念の人間ばかりになったのが今の日本なのではないか。
東北関東大地震の被災者のことを単に運の悪い人と見て、自分も運が悪ければそんな天災に遭遇するかもしれないというところで、洞察が止まっているのではないだろうか。
そして大量死。
OSHOバグワンの「神秘の次元(P223)」によれば、死の影は死に先立つ6か月前から兆すという。この6か月が死に先行する黄昏である。人は、この6か月間、一日中黄昏の感じが消えずにいる。通常ならば1日のうちで睡眠前の1時間しか発生しない黄昏の感じが最後の6か月は日中の常態となるという。
大量死の6か月前には、そうした気分が世の中全体に満ちるだろう。「時間がない」って感じの人も。その雰囲気を感じた時、予知能力のない私は、ホンチャンの立替立直しが近いことを知る。