◎「今だ、今だ」と叫ぶ鳥
ノストラダムスの7千年期についての言及を「アンリ2世への手紙」からまとめてみる。
1.キリストの記念であり、その教会が栄えるのが7千年期。
2.物事の記録も流される大洪水の後、サタンが縛られ、普遍的平和が起こる。これも7千年期。(ノストラダムスは、この時点でイエス・キリストの神性が確立するが、この後に大災害が続く、とする)
3.この大災害は、悪が猖獗し、その結果文明が衰退し、人口が激減するというものだが、それを経て、土星の統治による黄金時代、至福千年が至る。
4.この大惨害の時代の直前に、多くの見慣れぬ鳥が空中をさえずり、「今だ、今だ」と叫び、しばらくしていなくなる。
この「今だ、今だ」と叫ぶ見慣れぬ鳥は、ドローンとかではなくて、ネットで叫ぶ鳥のことか。マクロで見れば、文明の大破壊と人口の急減だが、ミクロの個人で見れば、自分の死は半年前に予兆があるなどというもの。
死の前にアストラルな裂け目が生じアストラル感覚を得たまもなく死ぬことを内心予知した人間が、霊界の鳥を感知し、「今だ、今だ」に共鳴するのだろうか。
「今だ、今だ」は、今神を知るべきということに他ならない。
ネットのスピリチュアル・ランキングはカルト・ランキングと化し久しいが、「今だ、今だ」と一斉に騒ぎ出したらそれは近いのだろう。
もっともノストラダムスは欧州人向けに書いたのであり、日本の立替立直しは欧州に先行して始まり終わる。