アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

夫婦別姓と中国の行動原理そして台湾侵攻

2024-10-05 03:11:21 | 時代にFace it

◎夫婦別姓の狙いは、日本の家庭破壊の促進と、外国スパイの潜入を容易にすること

 

中国の行動原理 国内潮流が決める国際関係 -益尾知佐子 著/中公新書」を読んだ。気のついた点は、以下。

 

1.日本は長子相続制だが、中国は外婚制共同体家族。これは、日本では、長男が父のすべてを相続し、次男三男は家を出され自由にやる。よって相続はもめにくい。

一方中国では、子どもは成人・結婚後も親と同居し続けるため,家族を持つ兄弟同士が一人の父親の下に暮らす巨大な家族形態が生まれる。 遺産は兄弟間で平等に分配され、父親の相続権は、兄弟全員が平等に持つので、相続争いは発生しがち。これは、下剋上、易姓革命を誘発しがち。権威主義的な親子関係と平等主義的な兄弟関係。家族全体を仕切るためには父親の権威・権力は強力でないと混乱しがち。

 

全体としてみれば、日本は、家族及びその延長としての社会全体も中国よりも安定的といえる。

 

なおもともと中国も長子相続制だったが、秦の始皇帝の時に外婚制共同体家族が始まり、漢朝がBC127年に長子相続制を禁止して以降、ずっと外婚制共同体家族だった由。外婚制共同体家族の定着は、社会、国家において無意識のうちに強力な専制あるいは独裁者の統治を期待し容認していくものだ。それは、現代の中国共産党トップの独裁に形となって実現している。

 

2.外婚制共同体家族では、女性に父権の相続権はなく、事実上女性に人権は認められて来なかった。共産中国になってから女性の人権を認めた。そもそも苦力とか奴婢の国だったので男性の人権も薄かった。中国は古来からずっと夫婦別姓。古来中国では、原則女性に人権はなく、婚家の墓には入れてくれなかったようです。中国では歴史的に男性の君子以上が実質的に人権を有していた。中国では夫婦別姓と言っても、そもそも女性の人権の扱いが日本より厳しかったので、日本と同列には論じられない。

 

以下は夫婦別姓の代表的なメリット・デメリットだが、どちらかにすべき決定的な理由はない。

よって、中国の夫婦別姓を踏まえ某政党が声高に夫婦別姓を求める理由は、第一に日本の家庭破壊の促進、第二に中国など外国スパイの潜入を容易にするのが狙いではないかと思う。媚中派の影が差している。

 

(1)夫婦別姓のメリット

 仕事に支障がなくなる

 プライバシーが保護される

 公的な手続きが不要になる

 結婚や離婚の際に知られにくい

(2)夫婦別姓のデメリット

 現状の制度では事実婚扱いになる

 子どもの苗字をつける際に問題になる

 相続権が認められない

 税金の控除など公的優遇を受けにくい

 

3.中国共産党を守るために戦う軍隊としての中国人民解放軍

上掲書には、改めて中国人民解放軍は、国家の軍隊ではなく、中国共産党の軍隊であることを強調してあった。中国人民解放軍は、中国共産党を守るために戦う軍隊なのだ。

よって、中国全土が凶作などで全国的な食糧不足に陥った場合に、中国共産党は、国民に責任を問われる。そこで中国人民解放軍は、国民を守るために戦うのではなく、中国共産党を守るために戦う。なぜなら中国人民解放軍は、国家の軍隊ではなく、中国共産党の軍隊であるから。

 

さてここで、中国で大規模な飢餓が発生し、それをきっかけに中国が世界戦争に打って出る(出典:『「笹目秀和」と二人の神仙/宮崎貞行/ヒカルランド』)という予言がある。

世界戦争後の中国の国民全体の存続を考えれば、そういうことはしにくいと思うが、中国共産党の生き残りだけを考えれば、そういう可能性もあるかもしれないと思う。そしてそれは台湾侵攻と連動する可能性もある。台湾有事は、日本の南西諸島の有事であって、日本の有事。

※天安門事件では、中国人民解放軍は、実際に国民に発砲した前例がある。

 

なお、

ダライ・ラマは、存命中での中国共産党の終了を予言。

ダンテス・ダイジは中国四分割を予言。

出口王仁三郎は、中国の日本侵攻幻視しているようだ。

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2 コメント

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台湾 (湖南)
2024-10-21 18:57:16
>たまこ さんへ
>台湾侵攻は半導体が背景にありませんか?... への返信

進攻の原因は、いろいろあると思います。
そもそも台湾は、地球のサハスラーラ・チャクラに当たります。
中共の台湾進攻とは、下方チャクラが上方のサハスラーラ・チャクラを攻める形となり、下剋上なのでそう簡単に起こることではないように思います。
返信する
Unknown (たまこ)
2024-10-21 14:26:20
台湾侵攻は半導体が背景にありませんか?
ニュースは、台湾と中国との問題にしていますが、欧米のメンツをかけた闘いが隠れているのでは。
台湾は知能の高さの他に、EQという考え方があり、、
叩けば叩くほど、その動機に反発すると思います。
遺伝子に刻まれた思考は変えるのが難しいかと。
返信する

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