◎ヴィシュヌナビー(宇宙大中心)に大接近
2020年の夏の真夏日は50日以上であって、来年以降もそうだったら大変だという予想もあって、二重に猛暑に気もふさぐ夏だった。
地球の歳差は、約25,800年であって、地球人類の精神の周期は約24,000年。
19世紀インドの聖者ユクテスワによれば、地球文明は2万4千年で1周期。最も神に近づく時代を頂点(ヴィシュヌナビー=宇宙大中心に最接近)として、1万2千年は下降し、続く1万2千年は上昇する。前回の頂点の時期は紀元前11500年。これから1万2千年間、人間精神は下降を続けた。現代は最も神から遠ざかった最も底の時代からわずか1200年ほどを経過したポジションにある。
カリ・ユガ期の西暦500年が下降のボトムで、最も神に遠ざかった時代。これより1万2千年は上昇の時代になる。それからカリ・ユガ期は1200年続き、西暦1700年にはドワパラ・ユガ期(2400年間)に入った。
現代は、ドワパラ・ユガの300年ほどを経過したところ。ドワパラ・ユガの時代のテーマは、物質界を作り出している原理である精妙な電気的力を理解することだと言われる。電気的力とは、エーテル体レベルの諸力なのだろうと思う。
渡米したパラマンサ・ヨガナンダの師がユクテスワ。ユクテスワの師がラヒリ・マハサヤ。そして彼の師が大聖ババジ。大聖ババジは、パイロット・ババジとは全く別の人物。ダンテス・ダイジの出会ったのは大聖ババジの方。
大聖ババジは、何百年周期で現れると言われる人物で、出会うのは幸運であって、相当に準備ができているということ。コネや金でアポイントを取れる人物ではない。
ダンテス・ダイジがクンダリーニ・ヨーガの奥秘を開陳したが、それは大聖ババジから伝授されたもの。
次の至福千年は、数万年前のアトランティス最盛時を上回る世界的に素晴らしい時代になると言われるが、夜明け前の闇は一層深い。
新型コロナの第一波は過ぎたが、朝鮮の神人姜甑山が見た病劫(パンデミック)は、人類を絶滅しようというほどの勢いであったようだから、こんなものではないのだろう。『この後、怪病が蔓延する時は、寝ていても死に、食事中でも死に、往来する途中で死んでも弔う者がなく云々』