◎霊照女からモンゴル
(2017-10-27)
10月後半になってからの超大型台風など終わりの印には事欠かない。
唐代の禅僧ホウ居士の娘霊照は、臨終間近のホウ居士に「日の高さを見ていてくれ。正午になったら、知らせてくれ」と言いつけられた。
さて正午に霊照は、「正午になりました。しかも日蝕です。」と父ホウ居士に知らせてきた。
ホウ居士が、入り口を出て空を見ている隙に、霊照は、父の座に坐り込んで合掌し坐亡した。
父は、彼女の遺骸を見るや「すばしこい奴だ」と云い、自分の命日を7日後と決めた。
7日間で、月は90度動く。死は時を選ぶタイプの技なのだろう。
兆しを見て時を知れば、心得た者は、そこで覚醒に動く。
第二次大本事件前夜、笹目秀和が大本教のご神体を崑崙山中に奉還する旅の出発に際して、日本が、将来モンゴルに移ることが大本幹部から暗示されている。
時を感じた人は、坐り始める。