◎ジェイド・タブレット-11-9
◎アートマン-9
◎第六身体アートマンの様々なアスペクト-1
◎自己放下、神への沈潜と一者
ゾイゼが第六身体を語っている。
『根源の一者に、再び導かれることになっている、すべての人間にとって有益なのは、自らと万物の始原を知ることです。というのは、それによって、そうした人たちの最終目標も定まるからです。ですから、かつて真理について語った者はすべて、絶対の原初で、最も単一な何かがあり、それに先んずるものは皆無であるという点では、一致した意見を抱いていることを、承知しなければなりません。』
(永遠の知恵の書/ドイツ神秘主義叢書 6 ハインリヒ・ゾイゼ/創文社P175から引用)
ゾイゼが第六身体のことを根源の一者とよび、自らと万物の始原であり、絶対の原初で、最も単一な何かであると、三様の表現をとっている。これは有の側。また根源の一者は終わりがなく測り知れず、理性によって知ることはできないとする。言葉による表現も排除する。
さらに自己放下と並行して起こる神への沈潜の始まりと終わりがこの一者であることを認めている。
かつまたその先は皆無であるとし、皆無であることを確認したのだ。これが第七身体ニルヴァーナ。