明日の2月22日は「猫の日」だそうです。
「猫の日の由来」
その由来は、2月22日の「2」を「にゃん、にゃん」とする語呂合わせから、昭和62年(1987年)に ネコ好きの文化人や学者がつくった「猫の日実行委員会」がペットフード協会と協力して「猫の日」と定めました。
この日には、猫と一緒に暮らせる幸せに感謝するという意味が込められているそうです。
そして、今年2022年2月22日は、その「にゃん、にゃん、にゃん」の「2」が6回並ぶことから「スーパー猫の日」と呼ばれています。
「2」が6回も並ぶのは、実に800年振りのことで、猫愛好家の間では例年にない盛り上がりを見せていると言うことです。
「前回に2が6回並んだ日」
前回に「2」が6回並んだのは800年前の1222年2月22日です。
歴史を振り返ると、この年の前年の1221年(承久3年)には、今年の大河ドラマ ”鎌倉殿の13人” の主人公である、鎌倉幕府の執権・北条義時と鎌倉幕府を討伐すべく兵を挙げた後鳥羽上皇との兵乱、「承久の乱」が起こっています。
この乱では鎌倉幕府方が勝利し、後鳥羽上皇は隠岐に配流されました。
鎌倉幕府は朝廷を監視する六波羅探題を京都に置きました。
このことは、朝廷に対して武家政権が優位に立つことを意味し、この優位性が明治維新までの600年以上続くことになります。
また、この年には日蓮宗の開祖・日蓮上人(1222年~1282年)が誕生されています。
日蓮は「仏の本当の教えは法華経の中にある」「南無妙法蓮華経を唱えればすべての人々は救われる」という考えに至り、人々に法華経の教えを説く決心をして、日蓮宗を開きました。
「超スーパー猫の日」
次に訪れる「スーパー猫の日」は100年先で、「2」が6回並ぶ2122年2月22日です。
更に200年先は2222年2月22日で、「2」が7回並ぶ「超スーパー猫の日」になります。
残念ながら、現在生きている人は誰もこの日を確認することができません。