年の瀬も迫り、慌ただしくなってきました。
一昨日には、新潟県糸魚川市で140棟余りが延焼すると言う大火災が発生しました。
火元はラーメン店で、原因は鍋の空炊きのようですが、料理人としては一瞬の油断だったのでしょうか?
丁度運悪く、最大瞬間風速24・2メートルの南風に煽られて飛び火となって広範囲に延焼し、過去最大の火災となったようです。
年末になると火災の他にも空き巣や強盗などの犯罪も増加しますが、このような災害は往々にして心の隙をついて発生したり遭遇したりします。
防災・防犯には細心のご注意をお願いしたいと思います。
さて、関西には防犯について珍しいおまじないがあるのでご紹介します。
そのおまじないとは、「十二月十二日」と書いた札を逆さに貼るのだそうです。
京都や奈良県、大阪府の一部などでは、玄関や軒下などの出入り口に「十二月十二日」と書いた札を逆さに貼っておくと泥棒が入って来ないといわれています。
何故でしょうか?
調べてみると、「十二月十二日は大泥棒の石川五右衛門が釜ゆでにされた日だそうで、京都ではその日付を記して逆さまにした札は『泥棒よけ』とされているそうです。
・玄関に張ったおまじない札です。
この風習は京都だけでなく、大阪、奈良と広範囲に見られるということです。
しかし、大阪府の松原市では「十二月二十五日」、大阪南部では「十二月二十三日」のように日付がまちまちですが、共通しているのは、家の出入り口に逆さまに張ることです。
これは、天井から盗みに入った泥棒が見やすいようにということからのようで、泥棒の大先輩の顛末を教訓に、盗みを思い止まるようにとのおまじないだそうです。
一方、異説もあって、永禄元年(1558年)12月12日は、石川五右衛門の生まれた月日に当たると伝えられており、この「12月12日」を逆さにすることで生まれた月日の反対、つまり没年月日(実際は文禄3年‐1594‐8月24日)とし、侵入した泥棒に、この日は五右衛門が京・三条河原で釜煎りの刑に処された日であることを思い起こさせ、即刻退散させるのだという説だそうです。
いずれにしても他では見られない珍しいおまじないですが、このおまじないによって防犯効果があるなら貼ってみたいですね。
最新の画像[もっと見る]
- 「蛇の道は蛇」の由来 8ヶ月前
- 身近な野鳥「ムクドリ」 8ヶ月前
- 身近な野鳥「ムクドリ」 8ヶ月前
- 身近な野鳥「ムクドリ」 8ヶ月前
- ニゲラの花「蕾から種まで」 9ヶ月前
- ニゲラの花「蕾から種まで」 9ヶ月前
- ニゲラの花「蕾から種まで」 9ヶ月前
- ニゲラの花「蕾から種まで」 9ヶ月前
- ニゲラの花「蕾から種まで」 9ヶ月前
- ニゲラの花「蕾から種まで」 9ヶ月前
面白い風習ですね。
「蘇民将来子孫也」と記した「粽(ちまき)」を玄関先に一年間飾る風習もあるようです。これは、関東にも貼っていたので調べてみました。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/04fb5b0709d655689c5d3d9b4568974d
>ブレケル・オスカルさんは日本語も上手だし、日本人以上にお茶を愛しているようでした。
ブレケル オスカルさんは、日本茶の伝道師だったのでしたか。多くの日本人よりお茶にくわしそうです。
http://shizuokakenjinkai.jp/spcontents/11678/
宇治の老舗のお茶屋さんに婿入りしたのは、スイス人のトビアス・ベーアさんでした。^^
http://blogs.yahoo.co.jp/popomegu4312/12905989.html