私の住宅地内では昨日と今日のいずれか都合のつく日に、各自が側溝の清掃を行う日となっているので、我が家では昨日行いました。
近年、毎年のことながら、側溝の蓋をあけると蓋の裏に数匹のセアカゴケグモが見つかります。
昨日も2匹見つかったので駆除したのですが、1年経つと又棲みついています。
今回見つかった2匹は南東側の側溝蓋であることから、セアカゴケグモにとっては暖かくて棲みつきやすいのかも知れませんが、困ったものです。
・南東の側溝蓋裏にいたセアカゴケグモです。
クモの仲間は、巣を作る種類と巣を作らず歩き回っている種類があるそうですが、このセアカゴケグモは、巣を作るタイプであり、ブロックなど穴の中に潜んでそこから糸を外側に向かって張り出し、餌となる小昆虫等を待ち伏せするそうです。
セアカゴケグモが大阪府泉南で発見された例では、花壇を作っているブロックの穴の中、墓石のすき間、集水桝の中、側溝蓋の下、空き缶の中などです。
もし、セアカゴケグモに咬まれたとしてもアナフィラキシーショックを起こすことがないので、適切な診断と治療を行えば死に至る事はないようですが、16歳以下の子供や60歳以上の高齢者、何らかの基礎疾患を持った人の中には稀に重症化することがあるようです。
いずれにしても、ブロックや溝蓋、墓石の隙間などを触る時は、手袋をするなどして毒グモに咬まれないよう十分注意してください。
・丸い球は卵です。
なお、セアカゴケグモは平成7年(1995年)に大阪府高石市で発見されて以降、生息地域は全国に広がっており、現在では41都道府県で確認されいるそうです。
確認された都府県は次の通りです。
・北海道
・本州(29都府県:宮城県、岩手県、福島県、群馬県、茨城県、栃木県、埼玉県、東京都、神奈川県、千葉県、愛知県、静岡県、山梨県、岐阜県、
三重県、京都府、大阪府、滋賀県、石川県、福井県、新潟県、奈良県、和歌山県、兵庫県、広島県、島根県、岡山県、鳥取県、山口県)
・四国(4県:香川県、徳島県、高知県、愛媛県)
・九州(7県:福岡県、佐賀県、大分県、宮崎県、熊本県、鹿児島県、沖縄県)
上記41都道府県民の皆さん、ブロックや溝蓋、墓石の隙間などを触る時は、手袋をするなどして毒グモに咬まれないよう十分注意してくださいね。
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世界が狭くなった分、異文化コミュニケーションは広がると同時に、トラブルも巻き起こし、招かれざる客も舞い込んでしまいます。^_^;
「サンタとサタン」は、異説ですからこじつけた印象が強いです。