庶民の味として人気がある食べ物に「たい焼き」があります。
「たい焼き」は鯛を形とった金属製の焼き型で焼いて作られる、餡が入った小麦粉主体の和菓子です。
この「たい焼き」、誕生は意外と古く、その起源は明治時代なのだそうです。
「たい焼きの起源」
たい焼きの起源は1909年(明治42年)創業の浪花家総本店の初代神戸(かんべ)清次郎が創作したのが始まりだそうです。
神戸市から上京した神戸清次郎・源次郎兄弟は丸くない今川焼の販売を始めました。
ところが一向に売れません。
「鯛」や亀の形をした「亀焼き」、動物、飛行船と言った様々な形を焼きましたが芳しくありません。
その中で、売り上げが飛びぬけてよかったのが「たい焼き」で、次第にこれに一本化していったということです。
「たい焼きが売れた理由」
・タイはめでたい縁起物で庶民には贅沢品だったこと。
・本物のタイは庶民の口になかなか入らない高級品であり、似たものを手ごろな価格で食べられること。
などが人気の要因ではないかという事です。
「およげたいやきくん」
「たい焼き」と言えば、この歌ご記憶していることと思います。
そうです。「およげ!たいやきくん」です。
1975年(昭和50年)12月に子門真人が歌って大ヒットしました。
この歌は初登場から11週連続で1位を記録し、更にトータル売上は453.6万枚に達した歌で、「日本の最も売れたシングル・レコード」としてギネス世界記録にも認定されました。
そこで、今日は子門真人の「およげたいやきくん」をお聴きいただきたいと思います。
およげ!たいやきくん / 子門真人
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あれほど人気な歌を創った子門真人は、大ヒット前に生活苦で版権を売り渡していたので、その実入りはないのだそうです。
「たい焼きの起源」は1909年(明治42年)創業の浪花家総本店の初代でしたか。さすがな大阪人です。
「まつだ桜まつり」は、去年位から報道されるようになり、行きたいと思っていたところに、連日ニュースで採り上げられドライブしてきました。