ゆずりは ~子想~

幼い葉が成長するのを待って、古い葉が譲って落ちることから名付けられた「ゆずり葉の樹」。語りつがれる想いとは・・・

種差海岸

2007年07月08日 | 子ども
よく晴れた日曜日。
今日は、八戸市内から10キロほど離れたところにある、美しい海岸へ足を運びました。

「たねさしかいがん」種差海岸という名のその海岸は、ごつごつとした岩場のある海岸で、海辺にまるで大入道の出てきそうな感じのする黒い大きな岩が迎えてくれました。

道路から岩場に降りるまでの間の数100メートルには、松がそびえ、芝生が一面を覆っています。芝生の緑の向こうに水平に、真っ青な海と水色の空が見え、それは絶景です。
海岸に植林された松は、昔、日本中の海岸線に暴風林として植えられた時のものだそうです。現在の日本では、埋め立てなどで現存する松林の海岸は少なくなってきているとか。貴重な、昔の風景を思わせる海岸なのです。

ごつごつとした岩場に降りた私たちは、時間を忘れて海の生き物たちの散策をしました。カニ、子ガニ、タニシ、ヤドカリ、魚、ちっちゃいウニ!、そしてこれまたちっちゃいイソギンチャクの仲間。
小さなピンクのバケツに入れられた生き物たちは、狭い海に少々戸惑い気味でした。
持ってかえっていいのかどうか分からなかったので、とりあえず取ったものから選抜された一同が、我が家へ・・・。
ちっちゃいウニは、また今度。そうだね、3年後には食べられるかも?とか言いながら帰りました。しかし、ほんとに3年後に採ったら、密漁ですから・・・。

記念の生き物たちは、いったい何を食べるんだろう?
くたくたになったサーヤとエリーは、いったいいつそれを調べるんだろう?
ま、お任せしときましょう。
どうするかは、自分で考えてくれーーー。
親の責任は、許すことのみ!かな。




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