ゆずりは ~子想~

幼い葉が成長するのを待って、古い葉が譲って落ちることから名付けられた「ゆずり葉の樹」。語りつがれる想いとは・・・

音楽会で歌う子ども達に

2008年11月10日 | 子ども
先日、わが子の通う小学校で「音楽会」が開かれました。

毎年、子ども達の歌声や一生懸命な表情や、今までの練習の成果を想像して、心から感動させてもらう日。

やっぱり今年も、感動・感激、そして涙の出る音楽のプレゼントでした。

私は、1年生から6年生、そして途中で歌う先生たちまで、全員の顔を眺めます。
1人残らず、見逃さぬように見つめます。

一生懸命に歌うあの子
体をゆすりながら指揮を見るその子
口を縦にして歌うこの子
鍵盤を力強くたたく前の子
リコーダーの指もたどたどしく頑張る子
恥ずかしいのか 声が出ていなさそうに見える後ろの子
歌うのが楽しくて仕方がないという風な右の子
気持ちを込めて歌う先生
恥ずかしく歌っているように見える先生
伴奏を一生懸命に練習した先生と子ども達

昨日親に叱られて 気持ちが沈んでいるかもしれない子
もしかしたら 家では孤独に過ごしている子
前日ケーキを食べさせてもらったかもしれない子
好きな習い事に行っていた子
嫌な習い事に仕方なく行っているかもしれない子
友だちとケンカした子
友だちに嫌なことを言ってしまって、傷つけたつもりが自分も傷ついてしまった子
・・・

毎日の暮らしの中で、いろんな困難なことや悲しいことや嬉しいことや楽しいこと、すべてを受け入れ、すべてに順応して、一生懸命頑張って生きている、そんな小学生のみんなが、まぶしくて、たくましくて。
みんなが一つになって、同じことをしている濃い空気が、私の心を震わして、深く深く感動してしまいました。

命の塊の君たち
はじけるオーラ
純粋な心

素敵な歌声と 素晴らしい音色とを ありがとう
君たちの 命のパワーを ありがとう!!!

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