ゆずりは ~子想~

幼い葉が成長するのを待って、古い葉が譲って落ちることから名付けられた「ゆずり葉の樹」。語りつがれる想いとは・・・

すこっとらんどまーと・ふりーく ~アイランド花どんたく編

2005年10月20日 | これも自分あれも自分
お気に入りのお洋服やさん“SCOTOLAND MART”でゲットしたキャップと、ジーンズ+ベルトも!でお出かけ。
この日は、福岡のアイランドシティという場所で開催されている「アイランド花どんたく」へ行ってきました。目当ては、世界初!の「青いバラ」です。
よく晴れた週末だったため、昼を過ぎた頃から、人人人!!!
「青いバラ」の展示館には、長蛇の列が。他のパビリオンも、並んでいるし、食事をするところも並びます。待ちます。うーーーん、山口生活が長いと、この並んでひたすら待つという姿勢に耐えられない体になっています。

でも、夕方4時を過ぎると、人もまばらになり、「青いバラ」もすんなり入れました。暗くしてある建物の中には、ガラスケースに入った「青いバラ」が。。。
まるで、「美女と野獣」のバラのよう。
ふむふむ。この青を出すのに、遺伝子をいじくって苦労したわけですか。
うーーーん、どうしてわざわざ青くしなければならないのか。。。科学の研究とは、よく分かりません。きっと科学者も、頭の中がおかしくなっているのに気づかずに、どんどんおかしな実験やら研究やらして、周りにすごいと言われて(何がすごいのか、一般人の私にはよく分かりませんが)、達成感を得ているのでしょうね。
でも、遺伝子組み換えって、プラスになるならいいけれど、マイナスの作用が起こる可能性も示唆されているの、科学者さん知ってますか?不自然なことしてるって、思いませんか?

「アイランド花どんたく」
開催は、来月11月20日までだそう。詳しくは、HPをご覧あれ。
http://www.island-city.net/publication/now/hana.html
高速代を出してまで行くのは「?」と思うところはありますが、年賀状用の写真撮りにはナイスビューかも。






出戻れない理由

2005年10月19日 | これも自分あれも自分
離婚したい、と思うときがある。
普通に。ごく自然に。「ああ、もういやだ」と。

そんな時は、自分の頭の中でいろいろとシミュレーションしてみる。
子どものこと、園のこと、てとのこと、住まいのこと、荷物のことなどを、思い巡らすのだ。「子どもには、どちらに着いていくかを決めてもらおう。。。」とかね。
とりあえず、私は実家に戻ることになるだろう。落ち着いたら何か仕事を始めて・・・。と、いつもここまでシミュレーションしてから、ある問題にぶち当たる。

私の名は、「あゆみ」という。
「歩」と書く。
この名は、父方の祖父が付けてくれたものだ。なかなかハイカラでしょ?
祖父の息子(私の父と、伯父)にできた子どもそれぞれに、漢字一文字の名を付けてくれた。発想がユニークでステキだと、子ども心に思ったものだ。
祖父の人生もなかなかハイカラで、商売をいくつか手がけては潰し、女を手込めにしてはトラブルになるという、昔の粋なやさ男。着ているものは、英国のジャケットにハンチング帽。とても、シャレたおじいちゃんだった。でも、風貌はとても恐い。背は小さく、痩せているのに、その眼力は並みじゃぁなかったから、挨拶するのもドキドキしていたものだ。そんな祖父は、孫で初めての女の子であった私には、いつも優しい眼差しを向けてくれていた。眼力の奥の愛情を、常に感じていた私は、一番幸せ者の孫だったかもしれない。

その名前。
私の弟の妻が、まさにこの名前とおんなじで、字まで一緒!「歩」!!!
そして、その弟は実家と目と鼻の先に住んでいるものだから、実家には間違えて郵便物が届くし、帰ってきてると勘違いされるしで、迷惑ですから。。。
ま、大恋愛をした後に結婚した二人をどうこう言っても仕方が無いのだけど、
私、帰れないジャンっ!!
出戻れないじゃんっ!!
恥ずかしいじゃんっ!!同姓同名。

ってなわけで、出戻れないんです。
戻ってくるな!ってことかな。ふう~。

母との時間 やすらぎと落ち着きの時

2005年10月17日 | これも自分あれも自分
今、私の母が来ています。
そ、血はつながっていないけれど、濃い糸でつながっている母です。
母といると、やすらいで、ほっとして、落ち着いて、心の本音を話すことができます。なぜか、きっと実母よりも話せる相手だったのではないかな?と想像。友達のようで、実の姉のような感じで、本当に何でも話します。若かりし頃禁じての恋をしていたことも、勇気を出して話したこともありました。「信じられない!」と少し叱られたけれど、その後は普通に話すことができるように。だから、とても楽なんです。隠していることは、ほとんどゼロに等しいのではないかな?

優しい風貌の裏側は、とても頼もしく、賢いB型人間。
最近、体調を崩しがちなのが、少し心配なところ。
元気なうちに、北海道に帰って、一緒に楽しくおしゃべりしたり、食事に行ったり、遊びに行ったりしたいんだけどなぁ。帰りたいなぁ。ふるさと。
どうして、女は、男に合わせなくちゃいけないんだろ???
どうして、女は、男の墓に入らなくちゃいけないんだろ??
どうして、女は、男の苗字に変えるのが一般的なんだろ??
どうして、女は、男の転勤に、会社の方針に、社会(のトップは男やし)の仕組みに、屈しなければならないんだろ???
同じ人間のはずだのに
カタチは違っても、同等なはずだのに

すこっとらんどまーと・ふりーく

2005年10月14日 | これも自分あれも自分
私の好きなことに、「お洋服を買う」というカテゴリーがある。
日ごろは、利益を追求しすぎる世界に嫌気がさしているのにもかかわらず、お洋服を見てしまうと、ついつい財布のひもが緩んでしまう・・・。もう、止まりませんから・・・。いっそ、お店なんてなくなってしまってください。困りますから・・・。

私の最近のお気に入りショップ“SCOTLAND MART”から、ご購入!したお洋服たちを、たま~にご紹介します。ま、私の単なる自己満足の境地です。

   “オニールダブリン”のプリーツスカート。
お気に入りのネットショップ・Croukaでは毎回、即売り切れになる人気商品。一冬待って、ようやく買えました。かわいいでしょ!?

障害を考える、ナチュラル

2005年10月13日 | これも自分あれも自分
本屋さんに行った。
エリーはベビーカーですやすや。サーヤは児童書をもくもくと読む。しめしめ、今の内に・・・と、狭い本屋さんの中を物色した。いろいろな気になる背表紙やら、平積みの本、新刊にランキング上位の本などなど、図書館とはまた違った活気に溢れる本棚に、私の目はキラキラ輝いていた。気になるタイトルを見ると、手にとって中を少し覗いたり、帯を読んでみたりしていると、1冊の本に目がとまった。
~「ナチュラル 障害はあたしのブランド」
   恋もして、仕事もして、自然に生きたい!~
表紙の写真は、本人と思われる、魅力的な女性が写っている。綺麗にメイクをして、イヤリングをしている。
最初の折込に書いてあった言葉に惹かれ、「よし、今日のお買い物決まり!」

折込には、こう書かれてあった。
~「今は強い子に見えるかもしれない。
  でも産まれた時からそうなの?
  重度の障害を持って産まれてきたあたし。
  障害があるとか、ないとか、そんなの関係なくて。
  この社会で「ナチュラル」なカタチで、生きていきたい。
  それはたったひとつのブランドだから。」~

障害を考える時、私はいつも横に並ぶ「ハンディキャップ」という言葉に嫌な気持ちがしていた。「障害」という言葉もそう。あんまりいい言葉でないよね。それを、「ブランド」だと言ってくれた著者、すがやあゆみさんに称賛!
さらに彼女は、本の中でこう言っている。
~「障害者なんだから、障害者の気持ちは、わかって当たり前でしょ?」
 そんなわけない。(中略)
 あたしには「障害者」の気持ちなんて、分からない。
 ココロのカタチは少しずつ違って、同じカタチはない。~
潔くて、読んでて気持ちがよかった。すっきりした。自分の言葉を代弁してくれていると思った。ぜひ、読んでみて!てとてとに明日、寄付しまーす!



重度の身体障害をもって産まれてきた著者は、この社会で「ナチュラル」なカタチで生きていきたいと願う。生い立ちから、恋、仕事まで、エッセイとマンガで綴る自叙伝。フジテレビで放映された「あゆの恋」の主人公の物語。

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