懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

転倒

2017-10-30 01:43:27 | Weblog
与太話です。
フィギュアスケートGPカナダ大会。「白鳥の湖」の曲を使った女子が2連続。そのため、つい、みちゃった。

TVつけたら、女子のフリーの途中。

・オズモンド。随分弱そうなオディールだな~、と思った。(でも、プリマたちは、清楚な白鳥より、勝気な黒鳥が好きそうなのは居るね。)
フィギュアにおけるバレエ曲の編曲は、おおお?!と思う様な、めっちゃくちゃな切り張りが多い。
が、今回は、「白鳥の湖」の中の、3幕「黒鳥」のパートに限定して振りつけた、様に見えて、珍しいチョイス。

・次に出たロシアのアンナ・パゴリラヤ。同じ、黒鳥の衣装、(前の人とかぶってるけど???)

こちらは、「白鳥の湖」を、オーソドックスな曲順で、コンパクト化したかのような演目。

登場の時から、堂に入った黒鳥の衣装の着こなし、手先まで神経の行き届いた振り、お、これは本場の「白鳥の湖」を見せてくれるかな?と期待させてくれる、似合い方、だったのだが。

怪我あり出場だそうで、ジャンプミス、そして後半、転倒して、少し、動けなくなった時があって。試合中に、大きなけがをしたのかと思って、涙出てしまった。起き上がって最後まで演技したけど。

バレエ曲は、フィギュア界においては、往々にして、めっちゃめちゃな編曲、内容無視した切り刻みが横行してる中、パゴリラヤの「白鳥の湖」は、例外的に、このバレエ作品を順当に起承転結で追った振付、曲順で、その点は妙に感心した。転倒は、痛ましいとともに、編曲が良かったので、もったいなかった。

痛そうで、見る方も、涙、涙。

(細かいこと言うと、実況さんが、痛々しい転倒のアンナさんをフォローしたかったのか?「黒鳥のステップ」と言った所は、既に黒鳥の場から4幕の最後の白鳥の場面に変わって、白鳥姫の愛の勝利の所の音楽だった。だから、一般的には、ブラックスワンのステップじゃなくて、「オデット姫の、白鳥姫のステップ(?)」になるのかも?。ただ、この演目、バレエ「白鳥の湖」のつもりだと思うが、もし米映画「ブラックスワン」のつもりなら、この限りではない。)

・男子で、また、知らないロシアの若手選手が、いきなり4回転ルッツきめて、あああ、もう、4回転ルッツやらなきゃ、いかんのか?!と思った。

・女子のマリンさんは、四肢に恵まれ、英才教育っぽい表現。ただ、自分の主観的な嗜好では、教えられるまでもなく、自身の内から、何かにじみ出るように、ほとばしるように、生まれつきの表現力で自分の表現をやってる、エレーナ・ラジオノワみたいな演技の質の方が、より好き、だったりする。わがままですから。

※ちゃんと全部見たわけじゃないので。フィギュアに「白鳥の湖」の音楽が出て、反応した、だけの話。

おまけ。
GPカナダ大会のCM時に、チャンネルいじったら、日曜TBS午前の番組に、自民党やめた宮崎謙介が映ってた。ぶさいくテリー伊藤が、謙介にゴマすってて、相変わらずテリーが気持ち悪かった。
謙介は見かけだけはいいから、いっそ他の出演者リストラして、辞職とかの元議員、タイゾー&謙介&上西で番組やるとか。どうせ中身ない番組だし。

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