懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

2017 フィギュアGPロシア大会男子SP、雑感

2017-10-21 16:17:52 | Weblog
時短で見たけど、男子と女子の差が大きすぎる、フィギュアスケート界。
羽生が2位でも、他選手も見ごたえがあるのと、下克上というのか、上位選手の移り変わりも激しい。

・SP3位、ドミトリー・アリエフ選手
「仮面舞踏会」
表現が分りやすくて、最初、片手で目を覆って、仮面を表して、次に、女性をホールドするような手ぶりで滑り、女性とペアで舞踏会で踊ってるような振りが入って、その次に見せ場のジャンプ。

ソチ五輪のペア優勝、ヴォロソザール&トランコフ組の「仮面舞踏会」にインスパイアされて、これを選んだのかしら?と、ちらっと思った。あれは、映画の1シーンのようでいて、映画を凌駕するドラマを想起させる、この上ない名演だったなあ・・・。

・1位ネイサン・チェン選手
この人が、こういう演目をやると、バレエの現代物、コンテ作品みたい、というか、この所目にしている、色んなバレエダンサーのコンテより、良かったかも。解説がないので、内容不明だが、若者のパッションが感じられて、心が動く。

この人は、クラシックバレエめいた動きや世界の表出ができる例外的なスケーターなので、クラシックものも結構私は好きなのだけど。ジャンプうまくいったわりには、思ったほどの点差にならなかったのは、細かいこと言うと、羽生とかの方がディテールが丁寧なんでしょうね。。

・下位だけど、デニス・テン。ロマンティックな曲選びと、そういうまっさらな思いの表出にたけていて、全身を使って弧を描くような動き、特に難しくない動きにも目が行く。うっとりした気分になりたいときに、いいかも。

・羽生:コメントの言葉選びはさすが。

「ちょっとしたほころび」が、どうとかっていうのが、状況が分りやすかった。羽生は、演技だけじゃなく、その前の6分間練習が、一番絵になる気がした。

あと、デニス・ヴァシリエフス、ジャンプ技術が他より高くないのに、優雅さで見せる雰囲気、かな?ふうん、と思ったら、コーチがステファン・ランビエールだった。

他も良かったけど、時間なくて、ちゃんと見れなかった人も。

いかん、つい見てしまう。

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