名古屋するめクラブ

~名古屋発くうみるあそぶ~

レコード、CD、ネット配信、それから?

2008年12月20日 23時50分15秒 | 聞く
坂本龍一さんのコメントより。
(朝日夕刊/2008.12.18)

Q「インターネットの普及で、音楽はどんな影響を受けたのか?」

坂本「ネットは一種の民主化を起こした。それはとても良いこと。誰でも曲を発表し
流通させることができるようになり、プロとアマチュアの境目はなくなりつつある。」


(確かに。You Tubeなんかでは、誰でも扱いは同じだもんね。
でも、実際に売れてるのは広告費をたんまりと使える大手製作
会社のものばかり。結局は、多数に聞かれ、話題にされるため
には、広告スペースと費用が必要ってことなんだろうな。)


坂本「でも逆に、ネットのおかげで、たくさんの人に聞いてもらうことが音楽を作る『動機』
にならないことがわかった。作りたい音楽があるからやる。テクノロジーも信用しない。
結局は、ぼく自身の体にしかよりどころはない。自分の耳がどんなメロディーを
聴きたいか、それを突き詰めてく。アマチュア時代に戻ったような新鮮な感覚だ。」

(やっぱり、自分からにじみ出るもの、自分が
聞きたいものを作るのがアーティストの原点!)



Q「50年後、100年後の音楽はどうなると思うか?」

坂本「CDが完全に消えるとは思わない。人間には、触ることのできるものを持ちたい
という欲望がある。僕も、ネットで大量にダウンロードする一方、手元に残したい曲は
レコードやCDで買う。最近は、アナログ版のレコードが売れて良いビジネスになっている」

(ですよね~好きなものは手元に置いておきたい。
ブルーレイだけでもついてくの大変なんだから、
CDはこのまま生き残って欲しいです。)


それにしても、アナログレコードが良いビジネスってホント?

処分したばかりなのにな~。




Damesska/GEISHA GIRLS
 

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