より頑強な体にする?ため、近所のお寺のご住職の紹介を受け、
漢方のドクターを訪ねてちょくちょく東京へ出かけてます。
どうして漢方かといえば、西洋的医療によって弱った体を回復させるためで、
また、どうして東京かといえば、名古屋に漢方の専門医がいないからなんですが、
気分転換にもなるし、ときに友達に会ったり、ときにおいしいもの食べたりして、
おのぼりさん、結構楽しんでます。
私も今回始めて漢方の病院を経験したのですが、
どんな診察をするかというと、普段行き慣れた一般的な病院の、
とにかくいろんな検査をして科学的根拠でもって診断を下すのに対し、
漢方のドクターは患者の何気ないヒトコトや顔色も気にしつつ、
脈診と血色のみで、人間の体を総合的に診察します。
脈だけで何がわかるの?と思われるかもしれませんが、
脈を診て、そのときの症状が不意に言い当てられることからみると、
脈には、体のいろんな「叫び」が表れているんだと思います。
アメリカでは、「統合医療」というものが注目を浴びているそうで。。。
外科、内科で行われているような従来の治療の他に、
漢方、鍼灸、アロマテラピーや伝統治療等多くの選択肢を揃えて、
なるべく患者の自然治癒力を生かす形で、
個々の患者の症状や免疫力、もしくは生活慣習に
即したアドバイスや治療(施術)を施す医療のことを
こう呼ぶらしいのですが(東京には数院あり)、
こんなのがアメリカで研究されてるって、なんか不思議ですよね。
本来フュージョンが得意な日本でこそ
もっと盛んになってもいいと思うんですけどねぇ。。
今日の1曲:1941のテーマ/John Williams
ジョン・ウィリアムズ・グレイテスト・ヒッツ 1969-1999