KOFUKUの家から

演劇的体質の自由人
大きな愛にいだかれて
チワワたち猫たち
南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

へちまのお味噌汁と梨

2006-08-18 | KOFUKU日記
昨日、ヘチマのお味噌汁と美味しい梨をいただく機会がありました。
みなさんはヘチマ、知ってますよね?
そう、あのたわしになったり、お化粧水になったりする「あれ」です。
きゅうりやズッキーニのお化けみたいな奴(^。^;)
私の郷里は鹿児島なんですが、鹿児島ではヘチマは食べ物のひとつです。
昨日、バイト先の同じ郷里の店長さんが田舎から新鮮なヘチマを
送っていただいて郷里の懐かしいお味噌汁を作ってくれました。
ヘチマは深い緑の皮をむくと雪みたいに真っ白なボディが現れます。
それを乱切りにして、いちど油でいためてからお汁に仕立てます。
油でいためると白から鮮やかな緑に変わるのです。
お味噌も鹿児島の麦味噌じゃないと美味しくありません。
そして最大のポイントはお味噌汁の実としてお素麺を入れること。
このヘチマのお味噌汁は夏ばてにとってもいいんですよ。
食感はおなすと冬瓜を足して割ったみたいなとろみのある仕上がりです。
もしへちまを手に入れる機会があったらぜひお試しくださいね(^^)

それから、夜に以前書いたカーレーサーのお友達Kさんがいらして
美味しいもぎたての梨を頂きました。
彼のお家では美味しいお野菜やフルーツを育てていらっしゃるのだそうです。
梨の名前はコウスイで、大きくて、みずみずしくて、とっても甘いのです。
育てた方のお顔を思い浮かべてしまうような美味しさでした。
Kさんはお野菜の水が上がる一番美味しい時間とか、
どうやったら美味しく育つかをお話してくれました。
なんだか、野菜やフルーツ、農業にとても詳しいカーレーサーを
自慢に、たくましく思ってしまったのは私だけでしょうか?
車という現代の文明を象徴する乗り物に乗って世界を駆け巡っている人が
自然の恵み溢れる世界をよく知っている事がとても嬉しかったのです。
知っているということは、それを愛していて、大切にしているってことだから。
お野菜を育ててくださる皆さんに感謝の祈りが生まれた瞬間でした。
農家の皆さま、本当にありがとうございます。
心から感謝します。

夏はばててしまったりして食欲がわかなかったりしますが、
ひんやり冷たくしたフルーツはとても美味しく頂けますね。
頂いた梨もあっという間になくなってしまいそうです。
Kさん、美味しい幸せをどうもありがとうございました