私はある大手のミュージカルを上演している付属のスクールでジュニアクラスの演技の講師をしています。
今日は見事オーディションに合格したジュニアクラスの数名が本番の舞台を踏みました。
もちろん、一般のお客様の居る、お金をきちんと頂くプロの舞台です。
子役とはいえ、お金を頂いて公演に出演するのですからプロの俳優として扱われます。
私は常日頃、「先生」とは呼ばせず「あんじゅちゃん」と呼んでもらってるのですが、今日は楽屋を訪ねたところ、ちゃ~んと並んで
「おはようございます。今日はありがとうございます。」
としっかりご挨拶が出来ていました。
私たちの業界だけじゃないと思いますが、挨拶は要、人と交わるための基本です。
やはり大きな役に付くような方ほど、しっかり挨拶をなさいます。
子ども達もそういう大きな方たちを目にして学んだのでしょう。
大勢の人数が出演するミュージカル(演劇)はライティング(照明)や音響などのきっかけが多数あります。
またダンスなどで舞台上の導線が多数存在するため、それぞれの位置取りがきっちりしていて(ミザンスといいます)それを間違うと舞台の上で事故が起きて大怪我をしないとも限りません。
自分のお芝居をしながら、それらをしっかり叩き込まねば舞台には上がれないのです。
また地方公演の場合などは毎日劇場(小屋と呼びます)が違いますので、必然的にスペースの広さや照明なども使えるものが違ってきて、それらを毎日覚えなおさなくてはならないのです。
それは大人と呼ばれる人であろうが子どもと呼ばれる人であろうがおんなじです。
そして舞台に上がるものに要求されるのはそれが必ず「出来て当たり前である」という事です。
実際、そういう意味ではとっても厳しい世界だと思います。
特に今日の子ども達のように「アンサンブル」で出演する場合は覚えることが多くて大変です。
ラインダンスなんて一人間違ったら、すべてがパーですから。
位置も形も決められた中で自分の芝居をしっかり作り上げる事はとても大変なことなのです。
そういう意味ではミュージカルというのは「歌・踊り・お芝居」と苦労も三つぶんあるだけに、完成されたものは本当に素晴らしい総合芸術であると思います。
さて、その舞台に立った子ども達、とても素晴らしかったですよ。
いつもは写真のように、お稽古場では可愛い小さな子達なんですけどね。
衣装を着けて、しっかりと舞台メイクをし、大きな劇場に一人のプロの俳優として立っている姿には感動しました。
自分がはじめてお客様の前にプロとして立った日と重ねながらたくさんの拍手を送りました。
フィナーレの挨拶も堂に入ってすばらしいものでした。
今日お越しくださったたくさんのお客様が彼らの姿から多くの喜びをお持ち帰りくださったことを確信しています。
さて、次はどの街に行くのかな?
どこに行っても100パーセントの力で頑張って舞台の上で生きてきて欲しいな~って思っています。
ちいさな俳優達の活躍に期待するあんじゅちゃんなのでした(^^)
今日は見事オーディションに合格したジュニアクラスの数名が本番の舞台を踏みました。
もちろん、一般のお客様の居る、お金をきちんと頂くプロの舞台です。
子役とはいえ、お金を頂いて公演に出演するのですからプロの俳優として扱われます。
私は常日頃、「先生」とは呼ばせず「あんじゅちゃん」と呼んでもらってるのですが、今日は楽屋を訪ねたところ、ちゃ~んと並んで
「おはようございます。今日はありがとうございます。」
としっかりご挨拶が出来ていました。
私たちの業界だけじゃないと思いますが、挨拶は要、人と交わるための基本です。
やはり大きな役に付くような方ほど、しっかり挨拶をなさいます。
子ども達もそういう大きな方たちを目にして学んだのでしょう。
大勢の人数が出演するミュージカル(演劇)はライティング(照明)や音響などのきっかけが多数あります。
またダンスなどで舞台上の導線が多数存在するため、それぞれの位置取りがきっちりしていて(ミザンスといいます)それを間違うと舞台の上で事故が起きて大怪我をしないとも限りません。
自分のお芝居をしながら、それらをしっかり叩き込まねば舞台には上がれないのです。
また地方公演の場合などは毎日劇場(小屋と呼びます)が違いますので、必然的にスペースの広さや照明なども使えるものが違ってきて、それらを毎日覚えなおさなくてはならないのです。
それは大人と呼ばれる人であろうが子どもと呼ばれる人であろうがおんなじです。
そして舞台に上がるものに要求されるのはそれが必ず「出来て当たり前である」という事です。
実際、そういう意味ではとっても厳しい世界だと思います。
特に今日の子ども達のように「アンサンブル」で出演する場合は覚えることが多くて大変です。
ラインダンスなんて一人間違ったら、すべてがパーですから。
位置も形も決められた中で自分の芝居をしっかり作り上げる事はとても大変なことなのです。
そういう意味ではミュージカルというのは「歌・踊り・お芝居」と苦労も三つぶんあるだけに、完成されたものは本当に素晴らしい総合芸術であると思います。
さて、その舞台に立った子ども達、とても素晴らしかったですよ。
いつもは写真のように、お稽古場では可愛い小さな子達なんですけどね。
衣装を着けて、しっかりと舞台メイクをし、大きな劇場に一人のプロの俳優として立っている姿には感動しました。
自分がはじめてお客様の前にプロとして立った日と重ねながらたくさんの拍手を送りました。
フィナーレの挨拶も堂に入ってすばらしいものでした。
今日お越しくださったたくさんのお客様が彼らの姿から多くの喜びをお持ち帰りくださったことを確信しています。
さて、次はどの街に行くのかな?
どこに行っても100パーセントの力で頑張って舞台の上で生きてきて欲しいな~って思っています。
ちいさな俳優達の活躍に期待するあんじゅちゃんなのでした(^^)