KOFUKUの家から

演劇的体質の自由人
大きな愛にいだかれて
チワワたち猫たち
南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

日本の憂いと我が家の小さなコミュニケイション《追記あり》

2012-06-27 | KOFUKU日記




《雨さんばっかりでちゅよ。》



こちらは今日まですごい雨が続いています。
明日は何とか晴れそうデス。

さて世の中、消費税増税、原発再稼働の方向で向かっている様子。
造反者がでた今回、野田首相は「残念でならない」と…。
いやいや、キミら民主に「残念でならないぜっ!」
と心底思ってるのは、こちとら日本国民だってばよ…(-"-)

29日にはまた官邸を囲む大規模デモなどがあるそうです。
 今回は前回のデモ5万人を軽く超えるかと思われます。

実際、今の科学力では電力や冷却停止の事故が起きれば、
核暴走、そして再度の放射能事故は食い止められないのが現実。
ナントか、原発再稼働、そして消費税増税を阻止したいものです。

そして、この消費税問題や雨や事故にまぎれて
福島四号機はひそやかに一部解体作業が始まっていました。

福一4号機一部解体映像はこちら


それなりの力がかかる作業かと思います。
この続く大雨、地震などで大きな事故につながらない事を祈ります。
また作業されている方が安全でありますように。


22時追記 

東電、実質国有化決定。
ホント、あり得ません(-_-;)

しかもまた、こんな事が…。

福島第一1号機、建屋内で過去最大の線量計測
(読売新聞 - 06月27日 20:37)

東京電力は27日、福島第一原子力発電所1号機の原子炉建屋地下で、
建屋内では過去最大の放射線量となる毎時1万300ミリ・シーベルトを計測したと発表した。

作業員の年間被曝(ひばく)限度である50ミリ・シーベルトにわずか約20秒で達し、
約6分で嘔吐(おうと)などの急性症状が出る。
廃炉に向け、建屋地下では汚染水の漏えい場所の特定や修復が必要だが、
東電は「作業員が入れるレベルではなく、ロボットを使った難しい作業になる」と話す。

計測は、配管が通る1階の貫通口から内視鏡と線量計を入れて実施。
地下階には、格納容器下部の「圧力抑制室」があるが、カメラでは損傷は確認できなかった。
汚染水の深さは約5メートルで、線量は地下階に入った段階で
約30倍の毎時625ミリ・シーベルトにはね上がり、汚染水の水面近くで最高を記録した。
2、3号機の建屋地下階の10倍以上の線量になる。
東電は「1号機は炉心損傷が最も深刻で、放射性物質が地下に多く流れ込んだ」と分析する。



今も、この放射能はダダ漏れのままです。
しかも見えません。
どうか日々の対策を怠らないようにと願います。


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《カンナちゃんが描いてくれたちび子たち》
《左からふう君、みやちゃん、ろま君です。特徴つかんでる~》


さて、今日は我が家のコミュニケイションの一つをご紹介。
私は基本独り暮らしなのですが、風呂なしキッチンなしお家だし、
ちわわンズもいるし、生活面で独りではできないこともあり、
なにかと実家にお世話になることが多いのです。

実家に泊まらせてもらっている時は、家事を主にさせてもらってるんですが、
ちびたちが暴れて邪魔をすることもあり、夜の10時半くらいには
泊めてもらってるお部屋に連れて行って全員寝かせるのでアリマス。

その為、実家のシェアメイト*カンナちゃんがレストランのお仕事で
帰りは深夜に近いので、夜はなかなかお会いすることがありません。
そこで、食事の在りか(笑)を書いたメモを置いているんですが、
妹アムさんがそれを観てて、カラーペンとメモボードを買ってくれました。


カンナちゃんはシュタイナー学校時代から絵やアートに定評があり、
その作品はシュタイナー系の本などでも紹介されています。
(シュタイナー学校では自分が学ぶ間に書いたノートが
自分の教科書になるので、毎日必然的に絵を描くのです)

で、夜メモを書いておくと、カンナちゃんが朝お返事をくれるんですが
そこに必ずわんこ達のイラストが描いてありまして~、
私はそれを見るのを目覚めの楽しみにしております(^^)

今日のはこれデシタ。



《どうやら、ちび子たちを部屋に運ぶ時の私の様です》
《今のところ、こうやって3匹まとめて運んでます(笑)》


置手紙とか、メモとか、ささやかな事ですが、
こういうコミュニケーションはイイですよね。
メールや便利なものもコトバもありますし素敵なんですが、
やっぱり手書きのものは特別な温かみがありますね。

いろんなご家庭でも、お子さんやおとうさんお母さんなんかが
お仕事や塾やお稽古事で遅かったりするし、
今の時代は便利である分、人との距離が疎遠ですよね。
そんな中にこんなあたたかさがあるとホッとします。

いつも料理をしていると、妹アムさんや甥っ子が
ご飯の盛り付けや準備を手伝ってくれるのですが、
我が家では、まず、そこに居ないカンナちゃんの分を盛り付けるのです。

その際、盛り付ける皿はどれにしよう?とか、
どこの部位をとっておこうか?とか、量はこれでいいか?とか
盛り付けはこれでいいかな?とか、それはそれは、
盛り上がって語り合っているのでアリマス(笑)

その割に、カンナちゃんの以外は全部、一皿盛りなんですけどね(笑)
なんせ人数が多いし、分ける分、洗い物が多くなるし、
水も使うし、ある意味で「エコ」ですな(笑)

でも、これもまた善きコミュニケーションになってるんですよね。
何より「善いな」と思う事は、そこに居ない人を忘れないでいられることです。
それが一番大切な事かなって思いますね。

そして、その人を想いながら、盛り付けたり作ったりするあたたかい気持ちが
料理や盛り付けたものから、相手に伝わっていれば、なお良いのですが。

あんまり顔を合わせないなぁってお家があったら、
ぜひ、メモを一枚、置いておいてみてはいかがでしょう?

お食事が美味しくなること、請け合いです(^^)