KOFUKUの家から

演劇的体質の自由人
大きな愛にいだかれて
チワワたち猫たち
南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

三時間半

2007-08-08 | KOFUKU日記
今夜のおかずは「牛すじのどて煮」です。
作り始めてから3時間半、ふふふ(ニヤリ)完成っ!!
牛すじは下ごしらえがちょっと大変。
まずは牛すじをよーく水洗いして、それから一口くらいに切ります。
それをお米の研ぎ汁に、お酒、お酢、ネギの葉っぱ、しょうがの皮をいれて一時間半ゆでます。
それからまた水洗いして、おだしやお味噌で更に煮込んでいくのです。
火を使ってますから、当然火の番をしなくちゃいけません。
でもほーら、それから二時間がたって、こんなにおいしそうに煮えました。
あんなに固かったすじもと~ろとろ、コラーゲンそのものでございます。
今日はこの間作った豚味噌をベースにコチュジャンやてんめんじゃんなどを入れてちょっと辛味とコクを足してみました。
豚味噌を使ったので、もつを一緒に煮込んだような深みがあります。
さらにSORAくんちのジャガイモをわざと丸ごととゆで卵もプラスしてみました。
煮詰めたお味噌の中で崩して食べればさらに美味しさも増すことでありましょう^^
これはですね、温めまして、おネギの刻んだのをたっぷりかけます。
そして食べるときは一口大に切ったキャベツと一緒に食べると美味しいんですよ!
ぜひ一度お試しください。
料理は手間隙かかりますが、楽しいものですね。
食べてくれる人の美味しい顔がみられたらなおさら嬉しい(^^)
みなさんも今夜のお料理、美味しく召し上がれ!

ちいさな俳優さんたち

2007-08-07 | 演劇、ミュージカル、エンターテイメント
私はある大手のミュージカルを上演している付属のスクールでジュニアクラスの演技の講師をしています。
今日は見事オーディションに合格したジュニアクラスの数名が本番の舞台を踏みました。
もちろん、一般のお客様の居る、お金をきちんと頂くプロの舞台です。
子役とはいえ、お金を頂いて公演に出演するのですからプロの俳優として扱われます。
私は常日頃、「先生」とは呼ばせず「あんじゅちゃん」と呼んでもらってるのですが、今日は楽屋を訪ねたところ、ちゃ~んと並んで
「おはようございます。今日はありがとうございます。」
としっかりご挨拶が出来ていました。
私たちの業界だけじゃないと思いますが、挨拶は要、人と交わるための基本です。
やはり大きな役に付くような方ほど、しっかり挨拶をなさいます。
子ども達もそういう大きな方たちを目にして学んだのでしょう。
大勢の人数が出演するミュージカル(演劇)はライティング(照明)や音響などのきっかけが多数あります。
またダンスなどで舞台上の導線が多数存在するため、それぞれの位置取りがきっちりしていて(ミザンスといいます)それを間違うと舞台の上で事故が起きて大怪我をしないとも限りません。
自分のお芝居をしながら、それらをしっかり叩き込まねば舞台には上がれないのです。
また地方公演の場合などは毎日劇場(小屋と呼びます)が違いますので、必然的にスペースの広さや照明なども使えるものが違ってきて、それらを毎日覚えなおさなくてはならないのです。
それは大人と呼ばれる人であろうが子どもと呼ばれる人であろうがおんなじです。
そして舞台に上がるものに要求されるのはそれが必ず「出来て当たり前である」という事です。
実際、そういう意味ではとっても厳しい世界だと思います。
特に今日の子ども達のように「アンサンブル」で出演する場合は覚えることが多くて大変です。
ラインダンスなんて一人間違ったら、すべてがパーですから。
位置も形も決められた中で自分の芝居をしっかり作り上げる事はとても大変なことなのです。
そういう意味ではミュージカルというのは「歌・踊り・お芝居」と苦労も三つぶんあるだけに、完成されたものは本当に素晴らしい総合芸術であると思います。

さて、その舞台に立った子ども達、とても素晴らしかったですよ。
いつもは写真のように、お稽古場では可愛い小さな子達なんですけどね。
衣装を着けて、しっかりと舞台メイクをし、大きな劇場に一人のプロの俳優として立っている姿には感動しました。
自分がはじめてお客様の前にプロとして立った日と重ねながらたくさんの拍手を送りました。
フィナーレの挨拶も堂に入ってすばらしいものでした。
今日お越しくださったたくさんのお客様が彼らの姿から多くの喜びをお持ち帰りくださったことを確信しています。
さて、次はどの街に行くのかな?
どこに行っても100パーセントの力で頑張って舞台の上で生きてきて欲しいな~って思っています。
ちいさな俳優達の活躍に期待するあんじゅちゃんなのでした(^^)






HIROSHIMA

2007-08-06 | KOFUKU日記
今日は広島に原爆が投下された日です。

「愛する人が居る、守る人が居る、それだけで十分です」
(あんじゅ作 WAR STORYS「HOTARU~友」より)

そう心に秘めて何も口にはださず、愛の言葉を告げることもなく、
ただひたすら愛のためだけに生きた時代がありました。

「戦争」というのはそういう事かもしれないと、
戦争を語りつぐ言葉を書き続ける私には思えるのです。
愛を守るために戦わねばならない、
「愛」とは「いのち」であり「いきる」事。

私は南九州最大の特攻基地のあった知覧で生まれました。
おお伯母さんにあたる人は長崎の原爆の語り部でした。
その息子さんと娘さんは今も原爆記念館に残された
天主堂の階段に影として生きておられます。
祖父はシベリアで捕虜となり過酷な捕虜生活を送った後、
ロシア語と中国語が堪能であったため、部隊の中たった一人、
中国人として身を偽り、数年の後に帰還しました。
祖母は子どもを産んだ次の日、空襲で集中豪雨のあとの防空壕に入り、下半身不随となりました。

私のライフワークの一つに「真実を紡ぐ」という事があります。
その一つが「戦争」それらの時代をテーマにした舞台を作ってきました。
私の心の中には戦争を語り継ぐという使命が小さな灯となってともっています。
その行為がただの「反戦」ではなく、「愛」を語り継ぐことであることを心に胸に、今日の日に祈りを捧げたいと思います。

氷まくら~夏本番!

2007-08-04 | KOFUKU日記
今日も暑い一日です。
ぴーちゃんも暑くてへろへろになっています。
なので今日も大好きな氷まくらの出動です。
(大きめの保冷材をタオルで2,3重に巻いたものです)
そうしたらすっかり座り込んで、ソファでセミの声を聞いています。
夏ですねえ~

さて今年はなんと言うか、変な感じの天候ですが、
皆様は体調お変わりないですか?
私はなんだか、気候に合わせてふ~らふ~らしています。
風邪の根っこが体内に残ったままなのか体力が落ちると出てくるし、
むくみとかあるのか週で3キロ近くも体重が増えたり減ったり。。。
何でしょうねえ。不思議な感じです。
「ストレス」なんでしょうか?
早く安定を取り戻したいものです。
というわけで、先週末は扁桃腺がはれて出来なくなったのですが、
今週は友人に教わった「ゆうるりデトックス断食」なるものにチャレンジしようかと。
って風邪がぶり返してるんですが(笑)
ただ完全絶食でなく、体内をキレイにする飲み物と食べ物を入れるのでありかナーと。
一度からだの中をきれいにしてあげたいと思います。
皆さんも健康に気をつけて良い夏をお過ごしくださいね

旨ー!

2007-08-01 | KOFUKU日記
今日から八月ですね。
今月は待ちに待った心友たちとの再会もあり、
わたくしの心は一気に旅行モード突入です
というわけでブログも旅行モードにしてみました

さて今私は今年中にオープンを考えているお店つくりに燃えておりまして~^^
目下、いろいろな調査や下準備、企画を練り練りしているところです。
で、このところは食材やメニューなども考えていまして、
その一環として、「大いなる知恵をもつ人たち」
そう、偉大なるグランマ、グランパ達に協力を仰いでおります。
で、一番手近な協力者、実家の父母から「賢者の知恵」
アイテムその1「保存食」が届きました。
届いたのは「ラッキョウの塩漬け」と「豚みそ」
やはり時間が培ってきた経験と技術というものは素晴らしいものです。
さらにこのアイテム達に「わたし味」を加えて完成を目指すわけですね。
ラッキョウは洗って塩抜きして根っこを切って、先っぽ切って、
食べやすく割って、準備完了。
味噌は保存を効かす為と味の調整ににんにくやしょうがを更にいれ
きび砂糖などを加えて、時間をかけて練り上げました。
相手は樽一つ、五キロの味噌、いやー疲れた~。
昔の人って言うのは、ほーんと偉かったんですね~。
手間かけて仕込んで、美味しく食べるためにもまた手間かけて。
でも、こういうの楽しいし、うれしい。
手間がかかるから更にうまみも増します。
食べてくれる人の事を想像しながら鼻歌の一つもでるっちゅうもんです(笑)
用意した保存ビンなどに入れて、これから更に美味しくなる時間をかけます。
私のお店では軽い食事も出来ますが、出来るだけこうした昔からある知恵なる食材を美味しく食べてもらいたいと考えています。

とにかく私は食べるものを美味しく食べられる人に敬意を表します!
私達が食べるものは皆「いのち」で出来ています。
生きていなかった食べ物など、この世には存在しません。
調味料だって、なんだって、みんなみんな、畑や川や海で生きていました。
お肉だって、おさかなだって、そうですね。
ご飯を「おいしい~~!」といって食べるとき、言葉にはしなくても、
食べ物に対する感謝があふれると思うのです。
私のお店は別にオーガニックだけとか自然素材しか置かないとかベジタリアン料理しかないとかそういうこだわりは特にありません。
もちろんスローフードやマクロビオティックはとっても素敵だと思うけど。
その反対でジャンクフードも素敵~と思ったりします。
たとえばケーキ、私はマクロビの自然素材だけの美味しさも、
生クリームたっぷり、チョコレートたっぷりの美味しさもどっちも必要だと思う。
そして、どちらも「すてき~」と思う。だってこの世には必要ないものは無いし、無駄な食べ物なんてないから。
一番大切なのはそれを食べる人が「美味しく食べること」だと思います。
それを食べるとき「感謝」できることだと思います。

ちょこっと昔、シュタイナー関連の場所でこういう事がありました。
食堂でのこと。ベジタリアンの人が言いました。
「肉を食べると、殺された動物の痛みを感じる」
私はその人を見ていて不思議でした。
「野菜の痛みは解らないのかあ。」って。
その人は「痛みを感じる」といいながら、右手にフォークを持ち、目の前の皿に入った野菜をぶすぶすと突き刺していました。
ちなみに私は畑の妖精と知り合いだったので、そう思ったのかもしれません。
心の中で思いましたもん。「ダブルで魂殺!」(笑)
だって、そうでしょ?野菜のいのちを奪い、妖精のいのちを奪ってる。
ふととなりを観るとある友人が、それをものともせず
「あ~、旨いな~、これ~!」とそれは幸せそうに箸を運んでいる。
あるミュージカルのせりふが浮かびました。

毛虫を踏みつぶした教師に子どもが言います。
「なしてそんなことするの?」
「これは害虫です。殺したほうが善いのよ。どうせほっておいても、
つぐみだの鶏だのに食べられてしまうんだから」
「つぐみに食べられたほうがどれだけ善いか。
そうすればつぐみのいのちと一緒になって生きていけるから」

私はこのせりふが好きでした。
縁あってめぐり合った「食べ物」たち。
私達はそれを食べなくては暮らしていけません。
だったら、自分の命と重ねて生きてもらおう。
私はいつもそう思って食事をしています。
もちろんベジタリアンだろうとなんだろうと否定はしませんよ。
その人が一番美味しく食べられる方法で食べるのが一番なんだから。
でも、他の人に強要は駄目ですね。
さっきのベジタリアンの人みたいにお肉食べてる人の前でそういう事いっちゃ駄目です。
それはお葬式でお棺につば吐きかけるようなものです。
私の中では、そんくらい駄目駄目です(^^;)
美味しいといく気持ちがそがれてしまったら、感謝の心が消えるからね。
だから私のお店ではあえてこだわりなし、恵みを感謝で美味しく頂きます(^^)
だから、これから作るお店にもいろんな「好き」を持つ人が、
自分で選んで食べて美味しいなと思えるものを用意したいですね。
笑顔で美味しい!といえる食卓を作りたいなあと思っています。

最近はお米を炊くのに凝っています。
美味しいご飯を出したいから。
ご飯ってお米が美味しいこともあるけど、研ぎが大事なんですね~。
ぴかぴかのご飯を炊くには「米磨き」が大事なんだとわかりました。
もう全然違うんですよ、研ぎ方に気をつけると。
十倍は美味しくなりますね(本当です)
最近は一人
「いんやあ~、米には七人の神様が乗ってるつうから大事にせねばなんね~ぞ~」
とか一人昔話トークをしながらがっしゅがっしゅ研ぐ(笑)
「これでうんまいご飯が炊けるだで~♪」とか歌って。
最後に旨い日本酒とうまみを閉じ込めるためのオイルを入れる。
玄米のときは更に、旨い塩を入れる!
そして焚けたら、蒸らして、すぐに空気を入れるようにご飯を返す。
電源は切る。保温はしない。保温してまずくするようなら
電子レンジであっためたほうが美味しいです。
だから家では食べる時間をよんで炊くことにしています。
すると旨いんだあね~、うまうまご飯ですよ~。
ご飯が美味しく炊けるとおかずが残ります、そんくらい美味しいです(笑)
やっぱり日本人は米だなあ~(しみじみ~)
田んぼをみると米の出来が気になる今日この頃です(*^^*)

「大地が食べ物生み出した
 太陽それを実らせた
 ありがとう、大地
 ありがとう、お日様
 私達はあなたたちのこと
 けっしてわすれません。
 
 パンは実りからうまれます
 実りは光からうまれます
 光は神様の愛から生まれます
 光りよ、大地の実りよ、
 それをうけとる、わたしのこころを 
 同じように光りでかがやかせてください」
シュタイナーのしょくぜんおいのり
あんじゅ訳^^