2週間ぶりにBimota Tesi 1D で100km走ってきました。
横々道路衣笠IC ⇔ 第三京浜環八 交通量はそれ程多くはなく思う存分
走しってきた(覆面が多いので要注意区間)。
この Bimota Tesi 1D を絶対的評価が出来るほど色々なオートバイに
乗ってきた経験はないので、いつも乗っているBMW R1150RSとの比較
になってしますうが、根本的に目的と設計コンセプトが違うので、どっちが
良いとかそんな比較は出来ない。
狭いガレージに2台並べてあるので出し入れに手間取る。まず150RSを
センスタからサイドスタンドする。すると2台の間に隙間ができるので、そこに
入り込んで Bimota を引っ張り出すのだが、車重は200kgなので150RSに
比べるとすごく軽く感じる。倒す不安もなく2~3切り返して引き出す。
◆チョークレバーはない(あるかも知れないが見える所にはない)。
◆セル一発でエンジンスタート。150RSよりオートバイらしい排気音が轟く。
◆エンジン回転はアクセルに非常に敏感に反応する。
◆少し開けただけで4~5000rpmまで簡単に吹け上がる。
もう少し開けてると7000rpm位まで行ってしまう。
◆レッドゾーンは13000rpm。
(アイドリングでカブるような設定ではないので空ぶかしは止めておこう)
◆エンジンはDUCATI DOHC 900㏄ 120HP
いざ 跨って横々道路入リ口へまっしぐら。クラッチの繋がる位置が、
好みの位置より遠いので回転上がり気味でスタート。
◆150RSのような低速の弱さはない。
◆フロントタイヤの切れ角が小さい為と思うが、ハンドルをいっぱい切って
リーンアウトでコンパクトなターンは出来ない。
◆カウル上面とハンドル(グリップ)は指が挟まるくらいの隙間しかない。
走行中は全く支障はない。
高速入口のコーナーを抜けて本線へ合流。
ここまでセンターハプステアリングという通常のオートバイの機構と全く
違うステアリングを意識していなかった。違いを感じない。
極限に挑むような乗り方をしないとセンターハブステアリングの真価は
分らないのかも知れない。それともBMWのテレレバー、パラレバーと
フィーリングが似ているので違いが分らない? そんな事はないでしょう。
◆エンジンは、高回転まで引っ張っていないが6~7000からグッと力強くなる。
◆TOPギア120km/hで走っていても、もう一段あげたくなる位パワフル。
前後ともブレンボのキャリパだが
◆リヤブレーキの効きはあまり良くない。
◆フロントの効きは素晴らしい。コーナー直前まで我慢できる安心感がある。
◆振動は、体感的には150RSより少なく感じたが、グリップを握る左手に
僅かにシビレを覚えた。
ライディングポジションは、すごく前傾姿勢なので首を常に起こしていなければ
前方が見えないし、120を越えると空気抵抗が強くなるので小さなシールドに
身を隠すように肘が膝につく位まで前傾になる。このポジションで見ると道路に
ヘバリ付いて走っているようだ。150RSでは空気抵抗など体で感じる事は
ないが、カウルとシールドの効果が絶大な事を今日感じた。
インプレとしてはざっとこんな感じ。センタハブステアリングについては
自分自信のオートバイの経験をもっと積まないと分らないな