鎌倉の鶴が丘八幡宮の『大銀杏』が倒れた。
八幡宮の本殿に上る階段の右脇にそそり立つ大銀杏。
鎌倉を訪れた事のある方ならあの大銀杏を必ず見ているはず。
あれが今朝倒れたというのです。
伸びすぎた枝を切り落とした直後の写真 2006-01-29撮影
子供頃友達と山伝いに八幡宮へ行ってこの銀杏の周りで何度も
遊んだものです。
陰謀や暗殺など血なまぐさいイメージをもつ鎌倉の歴史。
3代将軍実朝は、この銀杏の木に隠れていた公暁に暗殺されたと
言われています。これは銀杏が大木になった後世になってから
作られた伝説です。樹齢は800~1000年とされていますから、
実朝が暗殺されたのが西暦1219年ですから、その時には無かった
可能性もありますし、人が隠れる太さにはなっていなかったはずです。
それにしても、鎌倉のシンボルでもある大銀杏が倒れたとは残念
でなりません。