4月18日
今日は朝からわくわくしています。土曜日で休みだと言うのに起床も
いつもより早目でした。
再会するからです。13:00に鎌倉のお宅を訪ねる事になっています。
足は代車のR1200R。朝比奈峠を越え八幡宮前を抜けて北鎌倉方面
へと向かいます。少し早目に着きそうなので東慶寺の庭を
散策することにしました。クルマではこうは行きません。バイクなら
この狭い鎌倉でも駐車に困ることは殆どありません。
この東慶寺ご存知の方は多いと思いますが、その昔は駆込み寺
縁切り寺と言われたお寺です。
サクラが終わって彩りが乏しい感じです。参拝者も少ないのですがひっそりと
した静寂感もいものです。
白いタンポポ
黄色いタンポポは、私達が目にするのはほとんどが外来種の
西洋タンポポかその雑種で、在来種のニホンタンポポはめったに
見ることが出来なくなっていることは、よく聞く話です。
この白いのもその類であろうと直ぐに想像しました。
帰宅後調べてみると、白いタンポポには
キビシロタンポポ
シロバナタンポポ
の2種類あってどちらも在来種なのです。この写真は
茎が長いのでシロバナタンポポの方でしょう。
キビシロタンポポのキビは吉備からきています。
岡山を中心とした吉備地方に多く自生していることから
この名が付いたようです。
緑一色の庭園ですが、足元に目をやれば可憐な草花が
目を楽しませてくれます。そして静けさがこの草花達の引き立て役です。
さて、今日のお楽しみ写真家 鈴木仁四郎 さんとの再会です。
鈴木さんのお撮りになった仏像写真を見せて頂きます。
毘沙門天
十一面観音
薬師如来
多聞天
の四作品を拝見しました。いずれも日本各地の名刹、古刹の
仏像です。30号(900×727)か40号(1000×803)サイズに大きく
引き伸ばされ、立派な額縁に納められています。私は、特に仏像に
興味を持つ人間ではありませんが、仏像に手を合わせる時は、他の人より
少し長く仏像を眺めています。ただ薄暗い本堂の奥に安置され、
その表情まで拝観できるご本尊様はなかなかありません。
人より少し長く眺めている間いったい何を思っているのか?
・仏(像)であることへの敬意
・何百年もの間、人々の祈りや願いを聞き続け、崇拝を受けてきた
物体への敬意
・自分なりの直感的な造形物への評価
言葉にするとこの様な事を思っているのです。
今日拝見した鈴木さんの仏像写真は全て顔の部分だけです。
自然にそして鮮明に、写真家鈴木さんを通して描写された仏さまの
お顔です。ゆったりと時間を掛けて鑑賞(ふさわしい言葉ではないかも知れません)
する事が出来ました。(ここに掲載できないのは残念です)
貴重な機会を下さった鈴木仁四郎様に心より感謝いたします。
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