2022年1月の日記です
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今日のBSシネマで「グッドモーニング、ベトナム」を観る。
主演ロビン・ウィリアムズ。
ベトナム戦争下の米軍ラジオ兵を描く。
とても複雑な映画だと思う。
しかし、魅かれて一気に観る。
こういう映画をつくれるところがアメリカのすごさだと思う。
真面目だけでなく、ユーモアも豊富。
テーマは戦争だけでなく、組織、個人、友情などなど、多彩。
いろいろなものが詰め込まれていて、それでいて、美しい。
いい映画を楽しめた。 (2022.1 記)
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同日の追記です
映画の中で、主人公を嫌いで、意地悪をする上官が出てくる。
ある人が嫌いな時には、河合隼雄さんによれば、それはその人が自分の生きていないこころの影の部分を生きているので、いろいろ刺激されるためだ、という。
それがわかったからといって、すぐにその人を好きになれるわけでもなさそうだが、そういうこころの無意識のからくりがわかると、少しは対人関係の持ち方も変わるかもしれないな、と思ったりもする。
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2023年5月の追記です
またまた、BSシネマで「グッドモーニング、ベトナム」を観る。
何回観ても、すごい映画だと思う。
今回は特に、組織との軋轢で、放送が厭になった主人公に、後輩が、現場の兵士が聴きたがっているんだ、と説得をする場面がすばらしいと思った。
組織より現場を優先する主人公たちに共感ができて、うれしかった。 (2023.5 記)