私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

リンゴコフキハムシだったとはっ!:本日もハムシリーズ第九弾

2021-05-15 09:03:22 | ハムシの仲間
2021年5月15日(土)

本日もハムシリーズ第九弾

リンゴコフキハムシ 7mm越えの大きなハムシ

20210510

アラカシらしき葉のすき間にいた。
撮影できないので、いつものようにそっと葉ごとつかまえて、そこらの岩をベンチに。


動きが遅く、撮影が楽しい。


触角や体形からサルハムシの仲間だなあと思いつつ


サルハムシの仲間でこんな黒い大きいのんおったかいな?


葉のてっぺんまで登っても飛ぼうともしない。

自力で戻れないのならしかたない。
そっと元いた場所へ戻しておこう。

帰宅後調べるのが大変!
やはり黒く大きなサルハムシはヒットしない。
ハムシ科の他のグループを調べたり、万が一とテントウダマシやハムシダマシやゴミムシの仲間にも目を通したり・・・

なんぼ調べてもわからん!
迷った時は原点に戻れ。
な、なんと!
サルハムシの仲間に初めから載ってたんである。(オッサン、いつもアホじゃねえ)
手元の図鑑や信頼できるネット情報に載ってる「リンゴコフキハムシ」じゃんっ!

なぜ、わからんかったんか?
・リンゴコフキハムシは元々白い粉におおわれてる白いハムシとして載ってる。
・リンゴ~という名前にひっかかった。私らの周りにリンゴはそうそうない。
・本来、コナラなどのどんぐりの葉を食べてるんだと後から気づく。
・この個体は、おそらく粉がすっかりはげ落ちたお年寄りだ。(だからノロノロで飛ばなかったんだ)
・よく似たニホンケブカサルハムシならばもっと毛深くて、かなり風貌がちがう。

こういう謎解きはいいね、殺人も汚職も起きない平和な事件。
かくして、5日後にやっと『真っ黒いリンゴコフキハムシ』の登場!

アカクビボソハムシ幼虫&キイロクビナガハムシかな?:本日もハムシリーズ第八弾

2021-05-14 15:59:31 | ハムシの仲間
2021年5月14日(金)

ハムシリーズ第八弾

アカクビボソハムシの幼虫かな? 大きさ10mmほど

20210502

山道のサルトリイバラの若木1本だけ無数の穴が開いてて


こういう穴の開け方はハムシの特徴だぞ! と

よくよく見て正解! たくさん幼虫がいる!

まだ、親と自分の糞を背負った『ドロオイムシ』と呼ばれる段階の若い幼虫や


もう糞をおろしかけてるのもいる。


最初の画像は、そろそろ蛹になるために土中へ向かう頃の大きな幼虫みたい。

帰宅後、サルトリイバラを食草とするハムシ幼虫を検索していく。
どうやらアカクビボソハムシの幼虫でよさそうだ。


後日、別コースを散策中、上翅の赤いクビボソハムシ発見!

20210510

「やった~っ! 君たちの親を探してあげられたよ~っ!」と


スタコラサッサと去ってった育児放棄の赤いクビボソハムシに腹をたてつつ・・・

再び、調べてみると
アカクビボソハムシの上翅の点刻は浅く滑らかつややかになってて
キイロクビナガハムシの場合は深く、色もさまざま・・・

え? 親子じゃないの? 他人なの?
去年見つけたコイツの翅の色違いなの?


そりゃ失礼しました!
シロウトなもので、どうかお許しを!

それにしてもハムシには会えるけど、人には会わんなあ。
こんなに楽しい散歩だし、絶対密にならない遊び方なのに、どうして何人かでもしないんだろ?

アオグロツヤハムシ:本日もハムシリーズ第七弾

2021-05-14 13:09:34 | ハムシの仲間
2021年5月14日(金)

ハムシリーズ第七弾

アオグロツヤハムシ 大きさ3mmほど

20210510

茶色がかった金属光沢のドウガネツヤハムシより少し大きい。

山道の日かげの葉にいて、光量不足だと私のデジカメはポンコツになるから
近くの日なたのベンチへ、1枚の葉とともに連れてって

前から横から


背中から・・・


おいおいっ!
下向きになって翅を広げて・・・
飛ばずに落ちた!

その直後が最初の画像
どうやら飛ぶのは少し苦手みたいだ。

ウコギ科の葉を食べるらしいけど、植物はまだ知らないことばかりだもんなあ。

アオバホソハムシ:本日もハムシリーズ第六弾

2021-05-14 08:45:32 | ハムシの仲間
2021年5月14日(金)

本日もハムシリーズ第六弾
撮りためてるハムシだけでももう少しあるんだもん。
ハムシは散歩中のお手軽な撮影相手になる。

今日は、今までアチコチで見かけつつ、名前をろくに調べてこなかったコイツから・・・

アオバホソハムシ 大きさ6mmほど

20210423


上翅が金属光沢の深い碧色をしているきれいなハムシだ。

この翅の色は地域によって、うすい黄緑だったり、濃い青だったり、赤茶だったりと違うらしいから
いろんな地域にお住まいの方々、散歩がてらに探してみれば楽しめるかもしれないね。

また、別の日には葉ごとつかまえて、岩に座って撮影。

20210510


うわっちゃ~!


2枚しか撮れないまま飛んでってしもうたあ~っ!

小さな虫たちの撮影って、いつ飛ぶかいつ飛ぶかドキドキしながら、スリル満点!

イノコヅチカメノコハムシ:本日ハムシリーズ第五弾

2021-05-13 17:16:35 | ハムシの仲間
2021年5月13日(木)

ええいっ! もういっちょう!
本日ハムシリーズ第五弾

イノコヅチカメノコハムシ 大きさ6mm弱

20210506
イノコヅチの葉の上に1匹いて


初物のカメノコハムシとすぐに感じて、撮影開始!

よく見ると、右の上翅の前部が欠けてる!
誰にかじられたのだ?
確かに歩みも弱々しく、翅の光沢もうすい。

少し湿らせてみる。
と、本来の光沢に近い状態になった。(ごめんね!)


・大きさと上翅後部に黒斑がみられないこと
・イノコヅチを食べてたこと
ほぼ、イノコヅチカメノコハムシで間違いないな。

コイツ、元々は、黒斑がありアカザなどを食べるヒメカメノコハムシにひっくるめられてたらしい。
ただ、釣ったり採ったり撮ったりするだけじゃなくて、調べてみるとどんどんおもしろくなるもんだなあ!