記事続き~今回お供をしてくれたワインは次の通り。
Vieux Château Saint André 2002
Château Chasse Spleen 2002

最初の方はサンテミリオンからポムロールあたりの地域でつくられた赤ワイン。果実味の強い香りとは裏腹にサンテミリオン特有のタンニンの主張が特徴的でした。開きが非常に早く、テイスティングの段階で、空気を取り込むと香りに変化が見られました。
で、二つ目のワインはムーリス (Médoc en Moulis) のもの。場所としてはマルゴー (Margaux) に近いのですが、それもあってか、カベルネ・ソーヴィニョンが73%と高め、メルロが20%と続きます。クリュ・ブルジョワ・エクセプショネルという格付けもあり興味深いワインでした。 香りは非常に蝋のにおいが強く、最初のワインと比べると開くまでに時間がかかりました。しかし、スパイスな味は蝦夷鹿にはぴったりで、特に女性陣にはこのワインは好評でした。確かに開いてからはしっかりとした感覚が頼もしく思えました。

お嫁さんは遠慮したのですが、彼女の友達とぼくとは大好きなロックフォールにシフト。
ご親切にも、二つのロックフォールを用意してくれました。
(1) ガブリエル(右)
(2) パピヨン(左)
おいしかったのは左のパピヨン。舌に載せた時点で既に溶けています。柔らかさ、そして、塩味のうまみ。ウェイターさんと一緒にしばしロックフォール談義で盛り上がり。こういうの楽しいです。

「ひとつめのデザートです」と言う言葉で、二つもあるの? と驚いた一行ですが、最初に登場したのは「パッションフルーツと梨のスープ&ポワールウイリアムシャーベット (Soupe de fruit de la passion et Nashi & Sorbet au poire Williams)」。フランス語の方を見ると忠実に内容が表現されていますが、パッションフルーツのスープに和梨を使ったデザート。上に洋なしのウィリアムがシャーベットとして添えられています。
口直しのような爽快感がテーブルでは好評。ぺろりと食べてしまいました。

無花果のアーモンド風味ガレット&バニラアイス
Galette de figue et a l’amande & glace aux vanilles
無花果(イチジク)は今の季節を表していていいですね。料理のいい点は、料理を通して季節を味わえること。そういう点では、四季がはっきりしているフランスや日本は料理大国として地理的条件が整っているといっても良いでしょう。
アーモンド風味のガレットが濃厚でご機嫌。しかし、重くなりそうなガレットを冷たいバニラアイスが打ち消すという関係。料理でバランスというのはとても大切ですが、デザートも同じです。
6時半からお邪魔して、気がつけば10時過ぎ。ひょんなことからフランス出身の隣の方と少し会話、その上、川崎シェフのフランス語がしっかりした発音だったという発見もありの楽しい時間。温故知新という言葉がありますが、本当に川崎シェフの料理は外せないと深く自覚した次第です。
人気ブログランキングへ
-お店情報-
「Aladdin」
東京都渋谷区恵比寿2-22-10 広尾リバーサイドG1F tel 03-5420-0038
Vieux Château Saint André 2002
Château Chasse Spleen 2002

最初の方はサンテミリオンからポムロールあたりの地域でつくられた赤ワイン。果実味の強い香りとは裏腹にサンテミリオン特有のタンニンの主張が特徴的でした。開きが非常に早く、テイスティングの段階で、空気を取り込むと香りに変化が見られました。
で、二つ目のワインはムーリス (Médoc en Moulis) のもの。場所としてはマルゴー (Margaux) に近いのですが、それもあってか、カベルネ・ソーヴィニョンが73%と高め、メルロが20%と続きます。クリュ・ブルジョワ・エクセプショネルという格付けもあり興味深いワインでした。 香りは非常に蝋のにおいが強く、最初のワインと比べると開くまでに時間がかかりました。しかし、スパイスな味は蝦夷鹿にはぴったりで、特に女性陣にはこのワインは好評でした。確かに開いてからはしっかりとした感覚が頼もしく思えました。

お嫁さんは遠慮したのですが、彼女の友達とぼくとは大好きなロックフォールにシフト。
ご親切にも、二つのロックフォールを用意してくれました。
(1) ガブリエル(右)
(2) パピヨン(左)
おいしかったのは左のパピヨン。舌に載せた時点で既に溶けています。柔らかさ、そして、塩味のうまみ。ウェイターさんと一緒にしばしロックフォール談義で盛り上がり。こういうの楽しいです。

「ひとつめのデザートです」と言う言葉で、二つもあるの? と驚いた一行ですが、最初に登場したのは「パッションフルーツと梨のスープ&ポワールウイリアムシャーベット (Soupe de fruit de la passion et Nashi & Sorbet au poire Williams)」。フランス語の方を見ると忠実に内容が表現されていますが、パッションフルーツのスープに和梨を使ったデザート。上に洋なしのウィリアムがシャーベットとして添えられています。
口直しのような爽快感がテーブルでは好評。ぺろりと食べてしまいました。

無花果のアーモンド風味ガレット&バニラアイス
Galette de figue et a l’amande & glace aux vanilles
無花果(イチジク)は今の季節を表していていいですね。料理のいい点は、料理を通して季節を味わえること。そういう点では、四季がはっきりしているフランスや日本は料理大国として地理的条件が整っているといっても良いでしょう。
アーモンド風味のガレットが濃厚でご機嫌。しかし、重くなりそうなガレットを冷たいバニラアイスが打ち消すという関係。料理でバランスというのはとても大切ですが、デザートも同じです。
6時半からお邪魔して、気がつけば10時過ぎ。ひょんなことからフランス出身の隣の方と少し会話、その上、川崎シェフのフランス語がしっかりした発音だったという発見もありの楽しい時間。温故知新という言葉がありますが、本当に川崎シェフの料理は外せないと深く自覚した次第です。

-お店情報-
「Aladdin」
東京都渋谷区恵比寿2-22-10 広尾リバーサイドG1F tel 03-5420-0038