☆「ジェイド・ウォリアー<玉戦士>」
監督:アンティ=ジュッシ・アニラ
出演:チャン・チンチュー、トミー・エロネン、マルック・ペルトラ、クリスタ・コソネン、タイシェン・チェン
中国・フィンランド・フランス・オランダの合作作品。
またまた、僕の中の駄作リストに名を刻む作品が(´Д`)
主人公カイとシンタイ二役を演じるのは、日本では全く無名のフィンランドの俳優トミー・エロネン。
この俳優さん、馬ヅラでカッコイイわけでもなく、魅力ゼロ。
何故主人公に選ばれたのか謎です。
ラストの対決は鍛冶屋らしくハンマーを武器に闘います(笑)
ヒロインの女剣士ピン・ユーには、「セブンソード」、「ラッシュアワー3」のチャン・チンチュー。
この作品の目玉は彼女のみ。
その美しさを見られたことだけが唯一の救いです(T-T)
どうせなら転生後も演じればよかったのに。
謎の骨董屋ベルグには「過去のない男」、「かもめ食堂」のマルック・ペルトラ。
残念なことに、2007年に死去されたそうです。
現代に輪廻転生したピン・ユーにはクリスタ・コソネン。
フィンランドといえば、オーロラやムーミンなどで有名ですが、フィンランド産の映画はというと日本ではあまり馴染みの薄い。
物語はこれまた馴染みのないフィンランドに伝わる一大叙事詩 "カレワラ" と中国神話を融合させて描かれています。
この"カレワラ"という一大叙事詩 、なんでも「ロード・オブ・ザ・リング」の原点となった作品だとか(ホントかよ(^-^;?)。
ただでさえマユツバものなのに、さらに中国神話までごちゃまぜにしたもんだから、もう何がなんだかさっぱりわからない内容に(´Д`)
いったいどこが「ロード・オブ・ザ・リング」の原点なんだろう???
そもそも何で融合させちゃうのかな???
輪廻転生を題材としている舞台も現代はフィンランド、過去は中国とあまりにもかけ離れた国で何の脈絡もなく強引で無理矢理(´Д`)
「ロード・オブ・ザ・リング」を越える壮大なスペクタクルがと大風呂敷広げたわりには、いたって地味。
テンポも悪く、ゆる~く進む101分のストーリーは、睡魔との戦い。
当然「ロード・オブ・ザ・リング」の足下もに及びません・・・イヤ、比べるのも馬鹿馬鹿しい(´Д`)
予告編では何万もの兵士が戦う戦闘シーンがあるような感じでしたが、実際はナシ(´Д`)
切れのないアクションシーンは、いかにも白人が演じるアクションで、動きも鈍く、観ていてテンション駄々下がり(´Д`)
ピン・ユーが持つ鉄扇がついた武器もほとんど活躍せず(´Д`)
これが「ワン・チャイ」シリーズだったら、めちゃめちゃ格好よく活かされるんだろうなぁ(´Д`)
完全な駄作ですが、チャン・チンチューの美しさを見れただけでもよしとしましょう(^-^;