りんたろうのきときと日記

好きな事だけ只々綴る

DVD「ジョルジュ・バタイユ ママン」観ました(´Д`)

2008年06月18日 00時11分02秒 | 映画(DVD)
☆「ジョルジュ・バタイユ ママン」
監督:クリストフ・オノレ
出演:イザベル・ユペール、ルイ・ガレル、エマ・ドゥ・コーヌ、ジョアンナ・プレイス、ジャン=バティスト・モンタギュ、ドミニク・レイモン、オリヴィエ・ラブルダン


三島由紀夫、岡本太郎らに影響を与えた、20世紀フランスを代表する思想家ジョルジュ・バタイユの遺作となった「聖なる神」を、「NOVO/ノボ」のクリストフ・オノレが映画化。
美しく自由奔放な母親(ママン)ヘレンを演じるのは「8人の女たち」、「ピアニスト」のイザベル・ユペール。
母親を想う息子ピエールには「ドリーマーズ」のルイ・ガレル。

こういった作品を世間では芸術とよぶのでしょうか・・・(´Д`)
ドSの母親とドMのマザコン息子の倒錯した愛と欲望の物語。
SEX、同性愛、SM、乱交、暴力、近親相姦など性のエロスとタブーを描いた本作品。
母(ママン)ヘレンは、バイセクシャルで家族と離れて住む島で、愛人の少女たちと肉欲にふけ、そこに現れた息子に、これが性教育といわんばかりに、自分の愛人を宛がう。
こんなすごい母親のいる開放的過ぎる家庭、ある意味怖いです(^-^;
そんなもんだから、快楽を覚えた息子は、もうサル状態(´Д`)
愛人の女の子だけでは物足りず、その欲望は母(ママン)へと向かう。

舞台となるカナリア諸島の青い海と白い砂浜が広がる風景や、倒錯する愛の世界などは、さすがにフランス映画のお家芸だけあり美しく描かれています。
しかし、テンポの悪いストーリーがダラダラと続き睡魔との闘い(´Д`)
裸見せりゃ、観客は喜ぶと思ったら大間違いだゾ(´Д`)
そもそも母(ママン)ヘレンの思考や行動が凡人の僕には理解できない(´Д`)
そんな過保護なママンの教育の成果もあり、ラストにいたってはピエール、死体の横で自慰ですよ(´Д`)
この親にしてこの子あり・・・。
変態親子の禁断の愛の物語。
ハズレ(ノ><)ノ!