つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

平成の津幡町に受け継がれた、昭和のデザイン。

2012年07月20日 07時40分28秒 | これは昭和と言えるだろう。
「今日の一枚」は、民家の軒下の「旭日旗」。
7月16日の散歩中に撮影した。
この日は国民の祝日の一つ「海の日」…いわゆる“旗日”である。

子供時代の記憶を手繰ると、祝日の風景として日の丸が浮かぶ。
各家庭の門戸にはズラリと国旗が並んでいたものだが、
こうした習慣も近年は減少傾向。
ましてや「旭日旗」の掲揚とは、かなり珍しい。

まだ日本国が「大日本帝国」だった当時、
旭日旗は「日本陸海軍」のシンボルだった。
敗戦と軍解体により一時は封印されたものの、
1954年の自衛隊発足を機に、再び日の目を浴びる。
オリジナルを活かした「自衛隊旗」並びに「自衛艦旗」が誕生。
今も各駐屯地や艦船に掲げられている。

また、平成の世を見回してみれば「旭日旗」に似たデザインは他にもある。
例えば「第94回 全国高校野球選手権大会」の地方予選が始まり、
朝日新聞の社旗を目にする機会が増えた、朝日新聞の社旗だ。

そしてコレ。

   

サークルKサンクスの店頭では、
旭日旗の意匠を受け継いだ幟が棚引いている。
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