http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110623/k10013722511000.html
東京電力福島第一原子力発電所の汚染水の浄化設備で、配管の弁の設定が誤っていたため、汚染水が装置の一部を流れていなかった問題で、弁の設定は装置が設置された当初から誤った状態のままだったとみられることが分かりました。この浄化設備を巡っては、トラブルやミスによる運転の中断が相次いでいて、東京電力の管理態勢が問われています。福島第一原発の汚染水の浄化設備では、アメリカ製の装置で、本来は閉じているはずの配管の弁が誤って開いた状態になっていたため、汚染水の一部が放射性セシウムを取り除く「吸着塔」と呼ばれる装置を1つしか通らず、放射性物質を取り除く能力が本来の10分の1程度に下がっていました。問題の弁は、手動で操作するハンドルの開閉の位置が逆に表示されていたため、装置を設置した当初から開いた状態のままだったとみられていますが、東京電力では、これまでの試運転などでも誤りに気づかなかったということです。汚染水は、原子炉への注水に伴って現在も毎日400トンのペースで新たに発生しているほか、今後の雨によって汚染水の水位が上がるおそれもあり、浄化設備の安定した運転が求められています。しかし、21日にも別のフランス製の装置で、弁の設定ミスから運転が中断するなどトラブルやミスが相次ぎ、本格運転を再開する具体的なめどは立っていない状態で、東京電力の管理態勢が問われています。
★暑さボケか?怒るわけにも逝かず(ふー)
東京電力福島第一原子力発電所の汚染水の浄化設備で、配管の弁の設定が誤っていたため、汚染水が装置の一部を流れていなかった問題で、弁の設定は装置が設置された当初から誤った状態のままだったとみられることが分かりました。この浄化設備を巡っては、トラブルやミスによる運転の中断が相次いでいて、東京電力の管理態勢が問われています。福島第一原発の汚染水の浄化設備では、アメリカ製の装置で、本来は閉じているはずの配管の弁が誤って開いた状態になっていたため、汚染水の一部が放射性セシウムを取り除く「吸着塔」と呼ばれる装置を1つしか通らず、放射性物質を取り除く能力が本来の10分の1程度に下がっていました。問題の弁は、手動で操作するハンドルの開閉の位置が逆に表示されていたため、装置を設置した当初から開いた状態のままだったとみられていますが、東京電力では、これまでの試運転などでも誤りに気づかなかったということです。汚染水は、原子炉への注水に伴って現在も毎日400トンのペースで新たに発生しているほか、今後の雨によって汚染水の水位が上がるおそれもあり、浄化設備の安定した運転が求められています。しかし、21日にも別のフランス製の装置で、弁の設定ミスから運転が中断するなどトラブルやミスが相次ぎ、本格運転を再開する具体的なめどは立っていない状態で、東京電力の管理態勢が問われています。
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