http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110627/k10013787441000.html
アメリカ中西部にある運転停止中の原子力発電所で、ミズーリ川の氾濫に伴って、施設への電力の供給が半日にわたって止まり、非常用の発電機が作動する事態となり、地元では原発の安全性に対する懸念の声が高まっています。
アメリカ中西部のネブラスカ州にあるフォートカルフーン原発では、発電所の近くを流れるミズーリ川の水かさが、雪どけと大雨の影響で先月から増し、今月上旬には水位が堤防の高さを越えて、高台にある原発を取り囲む形で水につかりました。26日には、原発の周りに設置した土のうの一部が決壊して、原発に電力を供給するための施設が水につかったため、半日にわたって外部からの電力の供給が止まり、非常用のディーゼル発電機が作動する事態となりました。原発では、1基ある原子炉の核燃料を入れ替えるため、ことし4月から運転を停止していて、原発を運営する電力公社では、非常用の発電機が適切に作動し、核燃料を冷却するシステムにも問題は起きていないことなどから、「放射性物質が漏れ出す危険性はない」としています。しかし、この原発では、今月7日にも電気制御室で火事が起き、1時間半にわたって電源が失われ、使用済み核燃料の貯蔵プールの水温が僅かに上昇したこともあり、地元では安全性に対する懸念の声が高まっています。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
洪水で原子力発電所が浸水、監視続く 米ネブラスカ州
Twitterでは、伝えられていたがデマとの報道もあり無視していたが事実だったらしい。報道規制があったのかも(^^)
http://www.cnn.co.jp/usa/30003169.html
(CNN) 米中西部を流れるミズーリ川が氾濫し、ネブラスカ州にある2基の原子力発電所の一帯が洪水に見舞われている。米原子力規制委員会(NRC)は23日、両施設とも安全対策は万全との見方を示し、たとえミズーリ川の氾濫が数週間続いたとしても、発電所に被害が出ることはないと強調した。
同州のフォートカルフーン原発は、既に敷地の一部が60センチの水に浸かった。しかし原子炉や変圧器などの重要設備は防水壁で囲み、非常用のディーゼル発電機や送水ポンプ、土のう、消火装置などの設備も増強。同原発は周辺一帯の洪水を受けて6月6日に「異常事態」を宣言、NRCが検査官を派遣して24時間態勢で状況を見守っている。燃料補給のため運転は4月から停止中だという。
一方、フル稼働中のクーパー原発も19日に異常事態を宣言したが、現時点で敷地の浸水には至っていない。NRCは、もし必要になれば同原発の検査官も増員する意向だとしている。ミズーリ川は、上流のモンタナ、ノースダコタ両州で豪雨が続いた影響で増水し、下流の堤防が次々に決壊、周辺の住民に避難勧告が出されている。
フォートカルフーン原発を運営するオマハ電力公社はウェブサイトに専用ページを設け、放射性物質が放出された事実はないと説明するなど、デマの打ち消しを続けている。
**********************
英語が分かる人は↓をご覧下さい(^^)Nebraska Nuclear Plant
アメリカ中西部にある運転停止中の原子力発電所で、ミズーリ川の氾濫に伴って、施設への電力の供給が半日にわたって止まり、非常用の発電機が作動する事態となり、地元では原発の安全性に対する懸念の声が高まっています。
アメリカ中西部のネブラスカ州にあるフォートカルフーン原発では、発電所の近くを流れるミズーリ川の水かさが、雪どけと大雨の影響で先月から増し、今月上旬には水位が堤防の高さを越えて、高台にある原発を取り囲む形で水につかりました。26日には、原発の周りに設置した土のうの一部が決壊して、原発に電力を供給するための施設が水につかったため、半日にわたって外部からの電力の供給が止まり、非常用のディーゼル発電機が作動する事態となりました。原発では、1基ある原子炉の核燃料を入れ替えるため、ことし4月から運転を停止していて、原発を運営する電力公社では、非常用の発電機が適切に作動し、核燃料を冷却するシステムにも問題は起きていないことなどから、「放射性物質が漏れ出す危険性はない」としています。しかし、この原発では、今月7日にも電気制御室で火事が起き、1時間半にわたって電源が失われ、使用済み核燃料の貯蔵プールの水温が僅かに上昇したこともあり、地元では安全性に対する懸念の声が高まっています。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
洪水で原子力発電所が浸水、監視続く 米ネブラスカ州
Twitterでは、伝えられていたがデマとの報道もあり無視していたが事実だったらしい。報道規制があったのかも(^^)
http://www.cnn.co.jp/usa/30003169.html
(CNN) 米中西部を流れるミズーリ川が氾濫し、ネブラスカ州にある2基の原子力発電所の一帯が洪水に見舞われている。米原子力規制委員会(NRC)は23日、両施設とも安全対策は万全との見方を示し、たとえミズーリ川の氾濫が数週間続いたとしても、発電所に被害が出ることはないと強調した。
同州のフォートカルフーン原発は、既に敷地の一部が60センチの水に浸かった。しかし原子炉や変圧器などの重要設備は防水壁で囲み、非常用のディーゼル発電機や送水ポンプ、土のう、消火装置などの設備も増強。同原発は周辺一帯の洪水を受けて6月6日に「異常事態」を宣言、NRCが検査官を派遣して24時間態勢で状況を見守っている。燃料補給のため運転は4月から停止中だという。
一方、フル稼働中のクーパー原発も19日に異常事態を宣言したが、現時点で敷地の浸水には至っていない。NRCは、もし必要になれば同原発の検査官も増員する意向だとしている。ミズーリ川は、上流のモンタナ、ノースダコタ両州で豪雨が続いた影響で増水し、下流の堤防が次々に決壊、周辺の住民に避難勧告が出されている。
フォートカルフーン原発を運営するオマハ電力公社はウェブサイトに専用ページを設け、放射性物質が放出された事実はないと説明するなど、デマの打ち消しを続けている。
**********************
英語が分かる人は↓をご覧下さい(^^)Nebraska Nuclear Plant