http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111107/t10013794691000.html
週明け7日のヨーロッパの債券市場では、信用不安が拡大することが懸念されているイタリアの今後の財政再建への不信から、イタリア国債が売られ、10年物の国債はユーロ導入以来の最安値を更新しました。
先週末、フランスのカンヌで開かれたG20サミットでは、巨額の債務を抱えるイタリア政府が、IMF=国際通貨基金の監視を受けながら財政再建を進めていくことが合意されました。これを受けた週明け7日の債券市場では、朝方、イタリアの国債が売られてユーロ導入以来の最安値を更新し、10年物の国債の利回りは、一時、6.6%前後に上昇しました。国債の利回りは、政府が新たに国債を発行する際の金利の目安になるもので、現在のイタリア国債の水準は、財政危機に陥ったアイルランドやポルトガルが自力での財政再建を断念して、金融支援を余儀なくされた7%程度という金利に近づいています。一方、ヨーロッパの株式市場でも、信用不安の広がりへの懸念からロンドンやパリ、フランクフルトなど主な市場で株価は値下がりしています。市場関係者は「ギリシャ情勢の混迷で先週末のG20サミットでも、信用不安問題の解決に目立った進展がなかったうえに、イタリアを巡ってはベルルスコーニ首相の政権基盤の弱さが財政再建の行方を不透明にしている」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111106/k10013767121000.html
イタリア 緊縮政策に抗議のデモ
信用不安の波及が懸念されているイタリアで、5日、政府が進める緊縮政策に抗議する大規模なデモが行われ、参加者は、ベルルスコーニ首相の即時退陣などを訴えました。
ユーロ圏で3番目に大きな経済規模を持つイタリアは、GDP=国内総生産のおよそ120%に上る巨額の政府債務を抱えていて、ベルルスコーニ政権は、年金の受給年齢の引き上げなどの緊縮財政を推し進めるとともに、IMF=国際通貨基金の監視を受け入れることを決めています。これに対し、野党や国民の間では、緊縮政策によって家計や会社の資金繰りが苦しくなっているなどとして反発が広がっており、5日、首都ローマの中心部で野党が主催する大規模な抗議デモが行われました。デモには、イタリア全土から数千人の市民が参加し、首相を批判する看板や旗を掲げて、首相の即時退陣や早期の解散・総選挙の実施を訴えていました。参加した女性は「イタリアの財政を立て直すためには別のやり方があるはずだ」と話していました。また参加した男性は「われわれの声で首相を辞任に追い込みたい」と話していました。ベルルスコーニ政権が進める緊縮政策を巡っては、野党だけでなく与党議員の間からも反発の動きが出ており、首相を取り巻く状況は一段と厳しくなっています。
☆へーーー、そ~なの(^^)
にほんブログ村・日本の公務員はストなんかしたら叩き潰される恐怖に怯えているのかも。
週明け7日のヨーロッパの債券市場では、信用不安が拡大することが懸念されているイタリアの今後の財政再建への不信から、イタリア国債が売られ、10年物の国債はユーロ導入以来の最安値を更新しました。
先週末、フランスのカンヌで開かれたG20サミットでは、巨額の債務を抱えるイタリア政府が、IMF=国際通貨基金の監視を受けながら財政再建を進めていくことが合意されました。これを受けた週明け7日の債券市場では、朝方、イタリアの国債が売られてユーロ導入以来の最安値を更新し、10年物の国債の利回りは、一時、6.6%前後に上昇しました。国債の利回りは、政府が新たに国債を発行する際の金利の目安になるもので、現在のイタリア国債の水準は、財政危機に陥ったアイルランドやポルトガルが自力での財政再建を断念して、金融支援を余儀なくされた7%程度という金利に近づいています。一方、ヨーロッパの株式市場でも、信用不安の広がりへの懸念からロンドンやパリ、フランクフルトなど主な市場で株価は値下がりしています。市場関係者は「ギリシャ情勢の混迷で先週末のG20サミットでも、信用不安問題の解決に目立った進展がなかったうえに、イタリアを巡ってはベルルスコーニ首相の政権基盤の弱さが財政再建の行方を不透明にしている」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111106/k10013767121000.html
イタリア 緊縮政策に抗議のデモ
信用不安の波及が懸念されているイタリアで、5日、政府が進める緊縮政策に抗議する大規模なデモが行われ、参加者は、ベルルスコーニ首相の即時退陣などを訴えました。
ユーロ圏で3番目に大きな経済規模を持つイタリアは、GDP=国内総生産のおよそ120%に上る巨額の政府債務を抱えていて、ベルルスコーニ政権は、年金の受給年齢の引き上げなどの緊縮財政を推し進めるとともに、IMF=国際通貨基金の監視を受け入れることを決めています。これに対し、野党や国民の間では、緊縮政策によって家計や会社の資金繰りが苦しくなっているなどとして反発が広がっており、5日、首都ローマの中心部で野党が主催する大規模な抗議デモが行われました。デモには、イタリア全土から数千人の市民が参加し、首相を批判する看板や旗を掲げて、首相の即時退陣や早期の解散・総選挙の実施を訴えていました。参加した女性は「イタリアの財政を立て直すためには別のやり方があるはずだ」と話していました。また参加した男性は「われわれの声で首相を辞任に追い込みたい」と話していました。ベルルスコーニ政権が進める緊縮政策を巡っては、野党だけでなく与党議員の間からも反発の動きが出ており、首相を取り巻く状況は一段と厳しくなっています。
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