共産党は14日開幕した党大会に、元自民党で無所属の中村喜四郎衆院議員を「特別ゲスト」として招待した。昨年の高知県知事選などでの野党連携に尽くす姿勢を評価したとみられる。中村氏は「全く違う立場だが、力を合わせ頑張っていきたい」と述べ、次期衆院選や東京都知事選での野党共闘を訴えた。自己紹介では、約40年の議員生活で「共産党と14回、選挙で戦った。約20年は自民党議員だった」と述べ、笑いを誘った。政権獲得を急がず、10年かけるべきだと指摘。次期衆院選は小選挙区で100議席を野党の目標にするよう求めた。(共同)
共産党大会に「特別ゲスト」として招待され、あいさつする中村喜四郎衆院議員。奥は共産党の志位委員長=14日午後、静岡県熱海市 |
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第28回党大会、開会あいさつ・野党会派あいさつ 20201.14