沖縄知事、米ワシントンへ出発 辺野古移設中止、直接訴え
出発式であいさつする沖縄県の玉城デニー知事=6日午前、那覇空港
沖縄県の玉城デニー知事は6日午前、米ワシントンを訪問するため、那覇空港を出発した。午後に成田空港から出国。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に関する国との訴訟で県側敗訴が続く中、米政府関係者らに移設中止を直接訴える。基地問題で玉城氏の訪米は3回目で、帰国は11日の予定だ。
日米両政府は辺野古移設が「唯一の解決策」との認識で一致する。玉城氏は那覇空港での出発式で、南西諸島の防衛力強化を盛り込んだ安全保障関連3文書改定にも触れ「沖縄を巡る状況はますます厳しさを増している。米側に県民の声をしっかり届ける」と語った。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます